イコログ イコロの森の冬仕度 宿根草の刈り取り

まだ積雪のないイコロの森では、引き続き冬仕度が続いています。

今日は宿根草の刈り取りと集草。

刈り取りは、イコロの森では基本的に二人で行います。片方が刈り取る草をつかんで引っ張り、もう片方が刈り込みばさみでザクザク切ります。

根が一か所で茎がバサッと出ている株はつかみやすく、刈りやすいです。一方、「根がマットのように広がっていて、いろんなところから茎が出ている」ものは、なかなか往生します。この時期になると、当然茎が倒れているものもあり、凍って地面にへばりついているものもあり、それらを丁寧に手でかき集めて、切る人が鋏を入れやすいように持ち上げる、という具合です。

つかむ係りの人は切りとった草を抱えながら進み、手で抱えきれなくなると、上の写真のように一か所に固めておいておき、後ほど作業車にて回収することになります。小さな花壇であれば、一人で剪定ばさみで丁寧に、が良いかもしれませんが、広い場合や作業時間が限られる場合は、この方法がやはり早いです。つかむ係りの人は、指を一緒に切られないように切る場所を示すように持ち上げ、切る係りの人は焦らず鋏を入れることが大切です。Health & Safety(健康と安全)ですよ。

 

どちらにしてもなかなか持久力のいる作業になります。一人だったら「ちょっと休憩。。。」と思う瞬間でも、バディがいると「ここで休んでよいのだろうか」というのもありますが、一人よりもついつい頑張ってしまうものです。昨日のオレガノの花壇のところはマラソンのようでした。。。

 

さて、ちなみに「根がマットのように広がっていて、いろんなところから茎が出ている」パターンの場合は、刈払機の利用も選択肢の一つです。イコロの場合は、ナチュラルガーデンでその方法をとっています。種類やデザインにより、ここではそれで問題なく、よりスピーディに仕事は終わります。この場合は、刈り取った草をレーキで回収する手間は余分にかかりますが、全体としては早く終わります。

 

刈り込みを行わないと、来年、新しい芽が出たときに茶色い枯れた茎葉と混ざってしまい、きれいでありません。また、枯れた茎葉をそのまま残せば、病気や害虫のすみかとなりやすくなるのも問題でしょう。そのような理由を含め、北海道の場合は特に、雪で倒れたり、凍ったり、解けたり、いろいろ厄介なので、積雪前に行うのが賢明だと思います。

 

また、オーナメンタルグラスは雪原に穂がすっくと立つ姿が美しく、観賞価値が高いのでそれを見込める場合は刈り取らずにおき、春に行う手もあります。イコロの森では、きれいに立っているグラス、積雪後にも観賞しやすい場所(休園中なので、我々のみの楽しみではありますが)のグラスは切りとらずに置きます。お客様のところでは、作業に伺うスケジュールの都合や、穂が冬の間に散らかって掃除が大変、などの理由もあり、秋に刈り取ってしまうことも多いです。約半年もの積雪シーズンですので、都合の良い方法で行うとよいかなと思いますよ。

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