自然情報 – 旭山記念公園 旭山記念公園野鳥情報2017年11月18日(土)

毎週お送りしている旭山記念公園野鳥情報です。

2017年11月18日(土)、この1週間の旭山記念公園と札幌市旭山都市環境林の野鳥の動きをまとめました。

なお、この野鳥情報は、旭山で野鳥観察を続けておられる方からご提供を受けたものも含まれています。

 

◎トピックス

・イスカ

イスカが2017年11月16日(木)午前9時頃、この秋以降初めて旭山で確認されました。

6羽ほどの群れが森の家近くのカラマツで松かさ(松ぼっくり)を食べている様子が観察されました。

翌17日(金)も朝8時頃に園内のカラマツで確認されましたが、それ以降今日まで観察されていません。

12月中旬までに見られるイスカは1日から数日滞在するだけの通過個体であることが多く、今回の群れはもう見られないかもしれないですが、初冬は北からの移動個体が何度か見られることがあり、今後も旭山でイスカが見られる可能性は低からずあります。

 

・オオワシ

同じく2017年11月16日朝8時過ぎ、オオワシ1羽が旭山上空を飛んでいるのが確認されました。

地上からの高度は100mからそれ以上ありましたが、黒と白のツートンカラーでオオワシと分かりました。

円山方向から飛んで来て南西にまっすぐ飛び抜けました。

オオワシは近いところでは石狩川下流域で越冬しており、11月から3月の間は時々内陸まで餌を探しに行く姿を旭山でも見ることができます。

4年前には11月に3回(3日)ほど観察され、一度は森の家のすぐ上を肉眼でも黄色い嘴が分かるほど低く飛んでいたこともありました。

 

 

◎冬期間見られる鳥情報

・ツグミ

今日も30羽以上の群れが園内にいますが、今回の荒天で明後日以降数がどうなるか分かりません。

 

 

・キレンジャク、ヒレンジャク

11月17日、ヒレンジャクとキレンジャクそれぞれ数羽の群れが園内で確認され、本日9時半過ぎに森の家前のハルニレのヤドリギにヒレンジャク5、6羽の群れが来ました。

ヒレンジャクとキレンジャクどちらもいるのは旭山では珍しいことであり、しかも両種混じらずそれぞれの群れで行動するのも今までは観察されなかったことです。

ヒレンジャクとキレンジャク、いつまで見られるか、この先も注視してゆきます。

 

 

・アトリ

11月17日に3羽が観察され、まだ旭山周辺に残っているようです。

 

 

・ベニヒワ

11月12日(月)に数羽の群れが観察されましたが、それ以降園内では確認されていません。

 

 

・マヒワ

園内で時より上の方から「ジュイーン」という声が聞こえてきますが、3羽から数羽の群れでやはり数はまだあまり多くありません。

ただし数が少ない割に声が聞こえてくることはよくあります。

 

 

・ウソ

11月17日、噴水広場近くで5、6羽の群れがナナカマドの実を食べていました。

近寄ると飛んで逃げましたが、雌1羽だけがその場に残って食べ続けていました。

写真はその時のものです。

ウソは今日も声が聞こえ、旭山周辺に滞在しているのは確かで、昨日のように時々低い場所で見られる機会もあると思います。

20171118UsoF

 

 

・シメ

11月17日、ウソと同じ場所で10羽くらいの群れが地面に降りて採餌していました。

シメ自体は数羽がよく見られますが、その時は数が多かったのと地面に降りていたことがいつもと少し様子が違いました。

 

 

・キクイタダキ

このところ針葉樹で見られる機会が多くなってきており、時々カラ類混群に入って一緒に行動しています。

キクイタダキめあての場合、声や行動が目立つカラ類の動きにも注目するとよいかもしれません。

 

 

・キバシリ

今週は何度か声を聞いたのみです。

 

 

・カケス(亜種ミヤマカケス)

園内でよく見られますが、つり橋周辺で特に姿を見たり声を聞くことが多いです。

 

 

 

・ミソサザイ

今週は噴水広場近くと風の丘近くで声が聞かれました。

 

 

◎秋の旅鳥情報

・マミチャジナイ

昨日11月17日、園内に2、3羽がまだ残っているとの確認情報がありました。

※シロハラの情報は今年はまだ入っていません。

 

 

・ミヤマホオジロ

今週も情報がありませんでした。

 

 

 

◎夏鳥情報

・ルリビタキ

今週も確認情報がありませんでした。

 

 

・イカル

11月17日、1羽が囀りをしイタヤカエデの種子を食べているところが観察されました。

まだいるようですが今月に入っての目撃情報はすべて1羽だけで行動していた時のものです。

 

 

 

 

◎留鳥情報

・エナガ(亜種シマエナガ)

観察機会が増えてきました。

最近は第一駐車場と遊具広場の間にある川沿いの森での観察例が多いのですが、第一駐車場の回廊(歩道)で待っていると、歩道まで枝が伸びている木にシマエナガが飛んで来ることがあり、その場合は近くで見ることができます。

写真はその時にハルニレにとまったところのものです。

その他、風の丘西側、森の家の周りと、先日お伝えしたように園内の沢=谷を中心に移動しているようで、その辺りで他の鳥を見ながら待っていると見られる可能性が高くなります。

20171118Shimaenaga

 

・ハイタカ

このところ目撃情報が増えており、昨日11月17日は3回の情報がありましたが、すべて森の家から風の丘にかけての公園内西側エリアでのものです。

この辺りはカラ類混群やツグミ、レンジャクなどもよく現れる場所であり、それらを狙っての行動と思われます。

昨日の目撃情報には雄雌両方がありました。

ハイタカは早朝から動いていることもあり、今の時期は観察にはいい頃です。

ハイタカは枝から枝に飛び移る際に一度高度を下げてから再び上がって枝に止まり、一度の飛翔でそれほど遠くには逃げないのが特徴です。

 

 

・ノスリ

本日11月18日、森の家近くでノスリを撮影した方がいらっしゃった他、火曜日にも園内別の場所での観察情報もありました。

11月にノスリがこれだけ出るのは旭山では珍しいことですが、この先いつまで見られるかは過去の観察例がないのでなんとも言えません。

ちなみに旭山では積雪期の観察記録は今のところありません。

 

 

・カワラヒワ

まだ園内で確認されています。

 

 

・クマゲラ

今週は風の丘北西側の公園外やや近くから鳴き声が聞こえてきた他、藻岩山方向からも声が聞こえてきました。

ただ園内の近くで見られたという情報は今週もありませんでした。

 

 

・ヤマゲラ

学びの森方面と藻岩山方面から鳴き声が聞こえてくることが増えてきましたが、園内での目撃情報はやはり少ないです。。

 

 

・アカゲラ

記念植樹の森から森の家の辺りでよく見られれます。

 

 

・シジュウカラ、ハシブトガラ、ヤマガラ、ヒガラ、ゴジュウカラ、コゲラ、ヒヨドリ、ハシブトガラス、ハシボソガラス

よく見られます。

 

 

今日の午後から明日にかけて大荒れの天気予報が出ており、野鳥観察には適さない天気になるかもしれません。

天気が荒れた後に旭山の鳥の様相も変化することも考えられます。

 

旭山でのバードウォッチング、皆様が多く見られるよう願っております。

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