自然情報 – 西岡公園 8月29日の園内

今日の西岡公園は明るい曇りの穏やかな一日でした。

森の中ではドングリが落ちて下草に当たる音や、キツツキの樹をコツコツつつく音、エゾゼミなどのセミの鳴き声が聞こえています。「ブブブ」と聞こえたので見ると、黄色いキビタキが羽根を震わせ他の鳥を追い払っていましたよ。湿原ではカンタンの鳴き声、池ではカイツブリの鳴き声など園内はいろいろ自然の奏でる音が聞えていましたよ。

ヤマホロシの薄紫色の花

つる性の多年草、ヤマホロシが咲いていました。

果実が熟すと赤くなりますよ。

小さい白いミヤマニガウリ

これはつる性の一年草のミヤマニガウリです。

ミヤマニガウリの三角錐の果実

ミヤマニガウリの果実は三角錐の形をしているのが特徴的です。

ミゾソバの薄桃色の花

ミゾソバの薄桃色の花も咲きはじめました。

これからたくさん咲いていくのが楽しみですね。

ゴマナの白い花

ゴマナは見頃です。花が終わると果実にフワフワの冠毛がついていて風に乗って飛んでいきます。

キンミズヒキの黄色い花

キンミズヒキの黄色い花も咲いていました。

キンミズヒキのひっつきむし

果実にはフック状の鉤がついていて、人や動物にくっついて運ばれます。こんなふうに付着するための構造を持った植物の果実は「ひっつきむし」などと呼ばれています。

これからの季節は散策していると衣類などにくっついているかもしれませんね。

ヤブハギのサングラスのような形の果実

ヤブハギの「ひっつきむし」にも鉤状の構造があります。

ヌスビトハギの先端に鉤のついた果実

ハエドクソウのひっつきむし。

オオダイコンソウの褐色のひっつきむし

オオダイコンソウのひっつきむしにも鉤状の構造が見えました。

ウシタキソウの緑色のひっつきむし

ウシタキソウのひっつきむしにはやわらかくて細かい鉤状の構造が見えます。

ノブキの緑色の果実

ノブキの果実は放射状についています。果実の先端にはべたべたするものが出ています。

こういうべたべたしたタイプのひっつきむしもありますよ。

オオバボダイジュの果実

オオバボダイジュの果実は苞がついていて、クルクルと風に運ばれるタイプです。

今年はたくさん果実がついていて重そうです。

イタヤカエデの緑色の果実

イタヤカエデの果実も軸から外れるとヘリコプターのようにくるくると回りながら離れたところに運ばれます。もう少し季節が進むとそういった光景も見られそうですね。

イケマの細長い果実

これはイケマの果実です。熟すと中から出てくる種子には長い種髪がついていて、風に運ばれます。

オニグルミの果実

オニグルミの果実は中に大きな種子が入っていてその中身は栄養たっぷりです。いろんな動物がオニグルミを食料にするためにあちこちに運んでいきます。エゾリスも大事そうにくわえて持っていきますよ。落ちていたもの動物たちのために、そのままにしておきました。

ヤマシャクヤクの鮮やかな赤と黒の種子

ヤマシャクヤクの鮮やかな赤の偽物の種子と黒の本物の種子。鳥などの生きものに運んでもらうのでしょう。

ヤマニガナの6角形に配置された果実

これはヤマニガナの6角形に配置された果実。冠毛がついていて風に運ばれて行きます。今年も見られる季節になりましたね。

実りの秋は植物の種子散布の仕組みを観察するのが楽しい季節です。

布にひっつきむしを付けてみた

今日見つけた「ひっつきむし」たちです。

西岡公園には他にも果実がひっつきむしになるタイプの植物がありますよ。探してみると面白いですね。

※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、公園をご利用される際には、以下の対策についてご協力をお願いします。

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皆様にはご迷惑をおかけしますが、ご理解・ご協力くださいますようお願いいたします。
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これからの季節はウルシやダニ等の対策のため肌を出さない装いと、歩きなれた靴で散策をお楽しみください。皆様のお越しをお待ちしております。

 

 

 

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