自然情報 – 旭山記念公園 旭山記念公園野鳥情報2021年7月2日(金曜日)

旭山記念公園野鳥情報、2021(令和3)年7月2日金曜日

ここ1週間の旭山記念公園と札幌市旭山都市環境林の野鳥の動きをまとめました。

この野鳥情報は、旭山で野鳥観察をしておられる方からご提供を受けたものも含まれています。

 

 

◎今週のトピックス
アオバト
ヤマグワの実を食べに雌の個体が来ていました。
ヤマグワは桜(エゾヤマザクラ)に比べると木が低く、警戒心の強いアオバトはあまり来ないと思っていたのですが、この時は道から15mほど入った茂みの中のヤマグワに来ていました。
ヤマグワの実があるうちはまだ低い位置で見られるかもしれません。
写真はその時のものです。

アオバト雌2021年7月2日

 

 

ヤブサメ
幼鳥はまだ見られていますが、先週よりも探しにくくなったと感じています。
幼鳥が育って分散したのか、動きが速くなったのか、あるいは・・・数が減ったか・・・分からないですが、「チュッ」という鋭い声が笹薮から聞こえたらしゃがんでその辺りを探せば見つけられることがよくあります。
写真は今週撮影した幼鳥です。

ヤブサメ幼鳥2021年7月2日

 

 

センダイムシクイ
幼鳥が見られるようになってきました。
また、「チーッ」と強い声で鳴くことが多くなり、「チヨチヨビー」という囀りを聞くことは少なくなってきました。

 

オオムシクイ
今週はもう観察情報はありませんでした。

 

メジロ
ヤマグワの実が黒く熟してきており、メジロが食べる姿が頻繁に見られるようになってきました。
ヤマグワの実は今年は豊作のようで、園内至る所に実をつけた木が見られますが、低い位置もしくは見下ろしで撮影できる木を探して待っているといいと思います。

 

 

 

 

◎今週のシマエナガ
エナガ(亜種シマエナガ)
幼鳥はまだ見られており、今日も11時頃に双子沢川周辺に来ていましたが、そろそろ見られなくなる可能性があります。
いずれにせよ出るのはつり橋から栗の木デッキの間の双子沢川沿い、巨木の谷がある左岸側が多いです。
写真は今週撮影したもので、ポプラの木にとまっていました。

シマエナガ2021年7月2日

 

 

 

◎夏の鳥情報
オオルリ
今週も散発的に見られる程度ですが、つり橋周辺で声を聞くことが午前中に何度かあって、粘っていると撮影できることもあり、実際に撮影された方もいらっしゃいます。

 

キビタキ
今週も園内数か所で囀りが聞かれていますが、声を聞く頻度は落ちてきました。
森の家の近くでは「ヒッ ヒッ ヒッ」と地鳴きするペアがいて、声を追ってゆけば撮影することもできます。
写真はそのようにして撮った雌の個体です。

キビタキ雌2021年7月2日

 

コサメビタキ
今週も観察情報は少なかったです。

 

コルリ
昼間に囀りを聞くことはほとんどなくなりましたが、朝と夕方日の入り前にはまだ聞くことができる場所があります。
写真は旭山都市環境林で日の入り直前の時間帯に撮影した雄の個体です。

コルリ雄2021年7月2日

 

クロツグミ
今週もつり橋周辺と第1駐車場下の森から囀りが時々聞こえてきており、近くで見られることもあります。

 

アカハラ
今週も園内での確かな観察情報はありませんでした。

 

トラツグミ
今週は確かな観察情報はありませんでした。

 

イカル
今週も何度か見られた程度でした。

 

ホオジロ
今週は展望台で囀りをしていた日がありましたが、聞く機会は多くないです。
巣立ち幼鳥を見たとの情報はまだ入っていません。

 

アオジ
巣立ち幼鳥を見たとの情報がありましたが、まだ頻繁に見られている状態ではないようです。

 

ウグイス
園内数か所で囀りを聞くことがあり、特に噴水広場から遊具広場にかけての辺りでよく耳にします。

 

キセキレイ
第2駐車場周辺やちびっこ広場周辺でときどき見られています。

 

モズ
ちびっこ広場周辺でまだ見られていますが情報が少なくなってきました。
モズは例年幼鳥が巣立って少しした7月になると旭山では見られなくなりますが、そろそろその頃です。

 

キジバト
観察機会は多いです。

 

ヤマシギ
今週は、コルリを撮影した日にディスプレイフライトをしているのを確認しました。

 

ツツドリ
藻岩山から鳴き声が時々聞こえてきますが、近くでの観察情報は今週はありませんでした。

 

カッコウ
今週は園内で声を聞いたという情報はありませんでした。

 

 

 

 

◎留鳥その他情報
クマゲラ
この1週間も園内での観察されており、今日は双子沢川沿いで見たとの情報がありました。

 

オオアカゲラ
雌の個体が森の家の裏にあるエゾヤマザクラの木に来ていましたが、近くに別の個体はいないようでした。
写真がその時のものです。

オオアカゲラ雌2021年7月2日

 

アカゲラ
今週も観察機会は多いです。

 

コゲラ
今週も親子の観察情報がありましたが、情報を寄せていただいた方によれば、幼鳥の方が親よりも体が大きく見えたとのことでした。

 

ヤマゲラ
今週は観察情報はありませんでした。

 

フクロウ
今週は声も姿も観察情報はありませんでした。

 

オオタカ
今週も観察情報がありました。

 

ハイタカ
今週は観察情報はありませんでした。

 

ノスリ
今週も観察情報があり、6月30日には森の家西側の尾根上を滑翔している姿が見られました。

 

トビ
今週も観察情報がありました。

 

ハヤブサ
今週も観察情報はありませんでした。

 

チゴハヤブサ
今週は観察情報がありませんでしたが、近くには営巣していないかもしれません。

 

カワラヒワ
園内で「キリコロキリー」という声はよく聞かれ、観察機会は少なくはありません。

 

ゴジュウカラ
ゴジュウカラも観察機会が増えていますが、幼鳥のが「団子」状態になっている写真を撮影した方もおられます。
写真はそれとは別の機会に撮影したものですが、ゴジュウカラは警戒心が薄いので、このように大きく寄せて撮ることも可能です。

ゴジュウカラ2021年7月2日

 

 

シジュウカラ
幼鳥はまだ見られており、今はメジロとともに園内で最も接する機会が多い鳥です。

 

ハシブトガラ
幼鳥を連れた家族の群れが見られていますが、他のカラ類に比べると幼鳥と成鳥の違いがぱっと見では分かりにくく、撮影して嘴を確認しないと分からないこともあります(幼鳥は嘴の端が黄色かったり全体的に色が薄かったり)。
写真は成鳥です。

ハシブトガラ2021年7月2日

 

ヤマガラ
幼鳥の観察情報がありましたが、まだ成鳥のように赤茶色にはなっておらず、一見すると他のカラ類幼鳥と見間違うことがあります。
写真は成鳥です。

ヤマガラ2021年7月2日

 

ヒガラ
観察機会は多く、囀りを聞く機会もありますが、幼鳥はまだ確かな観察情報は入っていません。
ヒガラはヒガラだけ親子で針葉樹にいることが多いですが、カラ類混群に入ることもあります。

 

ハクセキレイ
噴水広場周辺でときどき観察されています。

 

ヒヨドリ
園内で多く見られています。

 

スズメ
道路沿いや第2駐車場付近で時々見られますが、それ以外の場所ではめったに見ることはありません。

 

ハシボソガラス
園内開けた場所と巨木の谷周辺でよく見られており、白羽個体はまだ見られていますが、羽が抜け替わると見られなくなる可能性もあります。

 

ハシブトガラス
園内に多いですが、食べ物を持っていると取られることがあるのでくれぐれもお気をつけください。

 

 

 

◎ゼフィルスの季節到来!
7月の声を聞くと同時にゼフィルスが飛び交い始めました。
今日はつり橋で雄3~4頭が絡み合いながら乱舞するように飛んでいました。
旭山ではジョウザンミドリシジミが多いですが、下の写真、翅を閉じてとまった個体はメスアカミドリシジミでした。
ゼフィルスは7月いっぱいくらいまで園内数か所で見られます。

メスアカミドリシジミ雄2021年7月2日

 

 

次回は2021年は7月9日(金曜日)に上げる予定です。

 

旭山でのバードウォッチング、皆様が多く見られることを願っております。

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