自然情報 – 旭山記念公園 旭山記念公園野鳥情報2021年4月2日(金曜日)

旭山記念公園野鳥情報、2021(令和3)年4月2日金曜日

ここ1週間の旭山記念公園と札幌市旭山都市環境林の野鳥の動きをまとめました。

この野鳥情報は、旭山で野鳥観察をしておられる方からご提供を受けたものも含まれています。

なお、今週からこの情報は基本的に毎週金曜日に上げてゆきます。

 

 

◎夏鳥渡来情報
ヤマシギ
2021年4月1日(木曜日)、ヤマシギを旭山で今年初めて確認しました。
第1駐車場周辺を飛んでいたのを観察したもので、「ヤマシギ飛ばし」はまだ今年は見て(体験して)いません。
ヤマシギ飛ばしとは、両側に笹がある散策路や山道を歩いていて、15mから5mほどに近寄るとヤマシギが急に大きな羽音を立てて飛んで逃げることで、4月後半までしばしば見られ(体験でき)ます。

 

モズ
2021年4月1日(木曜日)、モズを旭山でこの春初めて確認しました。
モズは1月に一度見られていたので今年初めてではないですが、春シーズンという意味では初めてです。
モズは昨年「高原モズ」が園内で繁殖しましたが、今年はどうでしょうか。

 

※これまでの旭山夏鳥渡来情報まとめ
キジバト 3月25日
ベニマシコ 3月27日
ホオジロ 3月29日
ヤマシギ 4月1日
モズ 4月1日

 

 

◎今週のトピックス
ベニヒワ
3月中に北に渡っていなくなるとこれまで何度か書いてきましたが、本日4月2日現在まだ園内で50羽以上が見られています。
これまで4月に見られたことはなかったので、今年は例年になく遅くまで残っているということになります。
この先いつまで見られるか、もうそろそろ見られなくなるかもしれません。
写真は本日森の家の裏で撮影した雌の個体で、50羽ほどでカラマツに来ていて、ときどきいっせいに地面に降りて餌を探していました。

ベニヒワ雌2021年4月2日

 

ハチジョウツグミ
こちらも1羽が越冬して今日現在まだ園内で見られています。
いつまで見られるでしょうか。

 

ヤマゲラ
学びの森周辺でペアがよく見られており、10mくらいに寄っても逃げずにじっくりと観察・撮影できたとの情報もありました。
ヤマゲラはまだ4月中旬くらいまでは見られる機会が比較的多く、今年は学びの森周辺で近くで見られたとの情報も多いです。

 

 

 

◎今週のシマエナガ
エナガ(亜種シマエナガ)
今週もクモの巣など巣材を探し採取している姿が観察されています。
日の出直後から見られており、昼間は少ないですが、午前中は見られる機会があります。
ただ、いつもいうように一か所に長くとどまっていることはあまりなく(巣材の採取時くらい)、すぐに飛んでゆきます。
写真は森の家の近くで撮影したものですが、冬よりはだいぶ細くなってきた印象です。

シマエナガ2021年4月2日

 

 

 

◎夏の鳥情報
ホオジロ
展望台周辺から学びの森で見られる機会が多くなってきました。
雄が3羽いたとの情報や、雄2羽が同じ木で少し離れてとまって鳴き合いをしていたとの情報もありました。
囀りするときは木のてっぺんか上の方にいるので見つけやすいです。

 

キジバト
園内で「デデーホーホー」という声を聞くことが多くなってきましたが、森の家の周りではあまり出ず、展望台集権から学びの森周辺に多いです。
写真は本日展望台近くのポプラ高木に来た時のものです。

キジバト2021年4月2日

 

ベニマシコ
噴水広場周辺でしばしば見られています。

 

イカル
1羽が越冬したと以前書きましたが、1羽だけの観察情報は今週も散発的にあったものの、複数での観察情報はなく、夏鳥としての個体はまだ渡って来ていないのかもしれません(個体識別して調べているわけではないのでなんともいえませんが)。

 

 

 

◎冬の鳥情報
ウソ
亜種ウソ亜種アカウソはまだ見られており、鳴き声を聞く機会は多いですが、近くで見られる機会は少なくなってきています。
マヒワ
今週も50羽かそれ以上が園内で見られています。
集まってスズメのように鳴き合っていたり、地面に降りる姿がよく見られているのも同じくで、旭山では今いちばん見る機会が多い野鳥です。
写真は今週撮影した雄です。

マヒワ雄2021年4月2日

 

イスカ
今週もほぼ毎日上空を飛ぶ姿や声を確認していますが、7羽の群れの時と1羽だけ(雌が多い)で見られることがあります。
ただし、やはり低い位置に降りて来ることはめったにありません。
昨日は7羽で学びの森にあるチョウセンゴヨウの松ぼっくりに降りようとしているようでしたが、降りずにそのまま北西に飛んで行きました。

 

アトリ
今週も確かな観察情報はありませんでしたが、観察機会はまだあると思われます。。

 

ハギマシコ
今週は観察情報はありませんでした。
この先1週間で観察情報がない場合は、来週からここでは触れないことにします(またこの秋か冬に)

 

ツグミ
今週は学びの森方面で数羽がコンスタントに観察されるようになってきました。
先週はほとんど見られなかったと書きましたが、過去の記録を見たところ、昨年も4月2日に「ツグミがまた見られるようになった」という趣旨の記録があり、3月下旬に数が減るのは毎年のことなのかもしれません。

 

キレンジャク
今週は観察情報はありませんでした。

 

ヒレンジャク
今週は観察情報はありませんでした。

 

キバシリ
今週は都市環境林で囀りを聞いた、複数で鳴き合っていたとの観察情報があり、公園内ではほとんど見られないですが、都市環境林ではまだ出ています。
ただ、例年であればそろそろ都市環境林でも見られなくなる頃です。

 

ミソサザイ
園内でときどき見られており、今週は森の家近くの沢から木の橋辺りや、遊具広場の森の道沿いでも見られました。

 

コガラ
今週もそうと思われる個体が観察されています。

 

カケス(亜種ミヤマカケス)
今週は学びの森周辺での観察情報が多く、3羽同時に見られたとの情報もありましたが、一方で森の家周辺にいつも来ていた2羽は来なくなり、森の家周辺での観察機会は少なくなりました。

 

 

 

◎留鳥その他情報
クマゲラ
今週は園内での観察情報が先週より多く、雄、雄、雌と3羽いたとの情報もありました。
この先まだまだ園内で見られる機会があると思われます。

 

オオアカゲラ
今週も観察頻度が低かったですが、例年であればまだ見られる頃です。

 

アカゲラ
今週も森の家周辺などでよく見られています。

コゲラ
観察機会は多いです。

 

フクロウ
今週は声も姿も観察情報はありませんでした。

 

オオタカ
今週も観察されており、昨日、今日と、同一個体の可能性がある雌の個体が見られました。

 

ハイタカ
今週も観察情報がありましたが、今週はオオタカの方が情報が多かったです。

 

ノスリ
今週も観察情報がありました。

 

トビ
今週も観察されていましたが、先週のように毎日見られるというほどでもなくなってきました。

 

オジロワシ、オオワシ
どちらも今週は観察情報はありませんでした。

 

ハヤブサ
今週は観察情報はありませんでした。

 

シメ
今週も園内で見られていますが、近くで観察できる機会は少なくなってきました。

 

カワラヒワ
園内で観察機会が増え、囀りも聞かれるようになってきました。

 

ゴジュウカラ
囀りを聞く機会が少なくなってきましたが、観察機会は多く、至近距離で見られることもあります。
写真は今週撮影したものです。

ゴジュウカラ2021年4月2日

 

シジュウカラ
地面に降りている姿がよく見られましたが、巣材運びかもしれません。
写真は今週撮影したもので、やはり地面に降りていました。

シジュウカラ2021年4月2日

 

ハシブトガラ
園内でよく見られていますが、「ピィピィピィ」という囀りを聞く機会は少なくなってきており、雄同士のけんかも終わったようで今週は見ませんでした。
写真は今週撮影したもので、採餌中です。

ハシブトガラ2021年4月2日

 

ヤマガラ
「チーリーツー」という三拍子の囀り、こちらは逆に聞く機会が増えてきた感があります。
ヤマガラも地面に降りていることがよくあり、写真も今日森の家の裏で撮影したものです。

ヤマガラ2021年4月2日

 

ヒガラ
囀りを聞くことが多く、園内広い範囲で鳴いています。

 

ハクセキレイ
今週は園内での観察情報はありませんでしたが、近くの住宅街で見たという人がいました。

 

ヒヨドリ
園内でよく見られています。

 

スズメ
道路沿いや第2駐車場付近で時々見られますが、それ以外の場所ではめったに見ることはありません。

 

ハシボソガラス
園内で数羽が主に駐車場周辺でよく見られています。
先週、翼を少し下げて広げ、頭を前後に動かしながら「ガァー ガァー」と鳴くしぐさの話をしましたが、今日はその写真が撮れたので紹介します。
画面奥側にいる個体がそれをしているところで、木の上でもよくこうして鳴いているのが見られます。
またこの時期は、雪の下に埋まっていたクルミ=オニグルミの実が出て来て、それを空から地面に落として割る行動が見られます。

ハシボソガラス2021年4月2日

 

ハシブトガラス
園内でよく見られていますが、巣材にする枝をくわえて飛ぶ姿も見られており、巣作りが本格化してきたようです。
ハシブトガラスは6月の幼鳥が巣立つときに近くを通る人を襲うことがあるため、巣を作る場所をチェックする必要があります。

 

 

◎夏鳥渡来予想
今週は、キセキレイが南から渡って来て見られるようになると予想しており、早いとトラツグミやルリビタキも来るかもしれません。

 

 

 

 

◎春の蝶
春になり、タテハチョウの仲間が見られるようになってきました。
昨日2021年4月1日に撮影、今回紹介するエルタテハとシータテハは成虫で越冬し、春にいち早く行動を開始する蝶です。

 

Lエルタテハ
下の写真下、樹皮のような模様をした翅の裏にある白い模様、橙色の〇で囲んだ部分がアルファベットの「L」のような形に見えるので「エルタテハ」という名前がついています。
ただし、左側の翅が写ったこの写真では逆「L」字型に見えます。

エルタテハ表2021年4月2日

エルタテハ裏2021年4月2日

 

Cシータテハ
同じように、下の写真下、赤い〇で囲んだ翅の裏にある白い模様がアルファベットの「C」のような形に見えるので「シータテハ」という名前がついています。
大きさはエルタテハより少し小さいです。

シータテハ表2021年4月2日

シータテハ裏2021年4月2日

 

 

もう1種類、クジャクチョウも見られますが、こちらは今年はまだ見ていないので過去の写真を紹介します。
こちらは目玉模様が特徴的で、まず間違うことはない蝶です。

クジャクチョウ2021年4月2日

 

 

 

次回は2021年は4月9日(金曜日)に上げる予定です。

 

 

 

旭山でのバードウォッチング、皆様が多く見られることを願っております。

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