自然情報 – 旭山記念公園 旭山記念公園野鳥情報2021年3月28日(日曜日)

旭山記念公園野鳥情報、2021(令和3)年3月28日日曜日、春分の日

ここ1週間の旭山記念公園と札幌市旭山都市環境林の野鳥の動きをまとめました。

この野鳥情報は、旭山で野鳥観察をしておられる方からご提供を受けたものも含まれています。

 

 

◎本日の旭山野鳥観察会
本日8時より旭山野鳥観察会を行いました。
観察会の間に確認できた野鳥は以下の19種でした(五十音順)
アカゲラ、ウソ、キクイタダキ、キジバト、コゲラ、
ゴジュウカラ、シジュウカラ、シマエナガ、シメ、トビ、
ハシブトガラ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ヒガラ、ヒヨドリ、
ベニヒワ、マヒワ、ミソサザイ、ヤマガラ

シマエナガ、キジバトは詳細後述します。

マヒワはスズメのような鳴き声がいつもどこかから聞こえて来ており、栗の木デッキとつり橋右岸側斜面の雪が解けた辺りで多く見られました。

ベニヒワは最後森の家裏のカラマツに3羽が見られ、うち1羽が雄でした。

キクイタダキは風の丘下「キクイタダキ坂」の松とつり橋右岸の松で見られ、後者は近くはなかったものの比較的長い時間観察できました。

ミソサザイは栗の木デッキ下の沢で同じ場所に頻繁に出て来ては餌をとっては大木の陰に隠れる様子を観察できました。

カケスが見られなかったのは意外でした。

本日、観察会の時間以外に観察情報があった野鳥・・・6種
オオアカゲラ、カケス、クマゲラ、ミヤマホオジロ、ヤマゲラ

 

 

◎今週のシマエナガ
エナガ(亜種シマエナガ)
今朝は6時前後につり橋右岸側に数羽が現れ、10分以上その辺りにいたとの観察情報がありました。
この1週間は、栗の木デッキ周辺に頻繁に現れており、今日の野鳥観察会の際にもそこで肉眼でも見えるほど間近で観察できました。
観察会ではつり橋右岸下流でも二度ほど、それぞれ数羽で見られました。
この時期は巣材運びをしており、地面に降りてコケをとったり、樹皮の裏のクモの巣をとったりする姿が観察されています。
一方でイタヤカエデにはもう来ることはなくなりました。
昨年も書きましたが、シマエナガはまだ4月中は観察機会が意外と多いですが、一か所に長くいることはあまりなくすぐに移動するため、撮影は冬場よりは難しいです。はあまり森の家の周りには出て来ておらず、今日もそうでした。
このようにまだ遭遇する機会は少なからずありますが、一か所に長くいることはなく動きも速いので、撮影はだいぶ難しくなってきています。
写真は今朝撮影したものです。

シマエナガ2021年3月28日

 

 

 

◎今週のトピックス
マガン
昨日3月27日朝7時頃、マガン編隊が旭山上空を飛んでいました。
上空から「クワーン」というような甲高い鳴き声が聞こえ、見上げると30羽程のたて長の編隊が南から来て北へ飛んで行くのが見えました。
この時期は上空にオオハクチョウやコハクチョウが見られることもあります。
写真はその時の様子、編隊の一部で、ボランティアの方からご提供を受けたものです。

マガン2021年3月28日

 

ミヤマホオジロ
本日3月28日、ミヤマホオジロが園内で観察されました。
学びの森付近の雪が解けて笹がない辺りにいた雄の個体1羽をボランティアの方が撮影しており、写真も見せてもらいました。
ミヤマホオジロ、春は3月下旬から4月上旬に渡来しますが、どれくらい滞在するかは年により、1日のこともあれば10日ほど滞在したこともありました。
今週あたり、市内一円にミヤマホオジロが来るのではないでしょうか。

 

 

 

 

◎夏鳥渡来情報
キジバト
2021年3月25日木曜日、キジバトを今年初めて旭山で確認しました。
2020年は3月28日初認、昨年より3日早い渡来となりました。
初日はミュンヘンの森付近に2羽で現れましたが、学びの森方面などで2羽で飛んでいて「デデーホーホー」という鳴き声を聞くことも多くなってきました。
キジバトは例年10月下旬から11月まで見られます。

 

ベニマシコ
2021年3月27日、ベニマシコを園内で見たとの情報がありました。
ベニマシコは3月下旬から4月上旬に見られるようになり、長い年ではひと月弱ほど滞在、今年もこの先しばしば見られるようになると思われます。

 

 

 

 

◎冬の鳥情報
ウソ
亜種アカウソはまだ見られていますが、ひところよりは近くで見られる機会が少なくなってきています。
亜種ウソも混じっています。
ウソは5月上旬まで見られる年があり、まだ見る機会はありそうです。

 

ベニヒワ
今日の観察会でも3羽出ましたが、マヒワの群れに数羽混じっているか、単独でも数が少なくなっており、いよいよ北へ渡っていなくなる時期になってきました。
今年はいつまで見られるか、この先注意深く観察してゆきます。
写真は昨日撮影した雌です。

ベニヒワ雌2021年3月28日

 

マヒワ
今週も50羽かそれ以上が園内で見られています。
集まってスズメのように鳴き合っており、その声を聞くことが多いですが、ときどき囀りのように長く鳴く声も聞こえてきます。
園内では雪が解けて地面が見える場所が増えてきており、マヒワが地面に降りる姿もよく見られています。
写真は今週撮影した雄です。

マヒワ雄2021年3月28日

 

イスカ
今週も今朝を含めほぼ毎日上空を飛ぶ姿や声を確認していますが、相変わらず見えやすい場所に降りて来ることはほとんどありません。

 

アトリ
今週は確かな観察情報はありませんでしたが、観察機会はまだあると思われます。。

 

ハギマシコ
今週は観察情報はありませんでした。

 

ツグミ
今週は観察情報がありませんでした。
1月にはあれだけいたのに不思議な感じもします。
ツグミは5月上旬まで見られる時期があり、4月下旬の北への渡りの前に増えることもありますが、今年もそのような動きの中で今は一時的に旭山では少ない(いない)のかもしれません。

 

ハチジョウツグミ
今日は火曜日23日に観察情報がありました。

 

キレンジャク
今週は確かな観察情報はありませんでしたが、園内でキレンジャクの羽を拾った方がいらして、飛んで来てはいるようです。

 

ヒレンジャク
今週は観察情報はありませんでした。

 

キバシリ
今週は観察情報はありませんでした。

 

ミソサザイ
今日の観察会で栗の木デッキ下の沢にいるのが観察されましたが、園内で散発的に見られており、今日は同じ場所に何度も出てくるのを見られて運がよかったです。
ミソサザイは5月上旬まで園内で見られる年もあり、この先まだ見られるかもしれません。

 

コガラ
写真は今週撮影したもので、「コガラは嘴の会合部(上と下が合わさる部分)が白くない」(ハシブトガラは白い)という特徴が分かります。
また、この写真でもそのように見えますが、翼の次列風切羽が白く見えるというコガラの特徴にも合致しています。
鳴き声もこの時は明らかにハシブトガラとは違い、鋭くて細い声でした。
コガラはいつまで見られるか、ずっといるのか、要注目です。

コガラ2021年3月28日

 

カケス(亜種ミヤマカケス)
今週も見る機会は少なからずありましたが、なぜか今日は観察会も含め見られていません。
そろそろ山へ帰る頃、例年だと4月に入ってからですが、もしかするともう山に帰ったのかもしれません。

 

 

 

 

◎留鳥その他情報
クマゲラ
今週はときおり園内に来る程度で、じっくりと観察できる機会はあまりありませんでした。
ただ、まだ4月中は見られる機会があるかと思います。

 

オオアカゲラ
今週も主に雌の個体が観察されていますが、観察頻度が低くなってきており、この先少し注意深く見てゆく必要がありそうです。

 

アカゲラ
今週もよく見られています。
写真は雄です。

アカゲラ雄2021年3月28日

 

コゲラ
観察機会は多いです。

 

ヤマゲラ
今週も遊具広場方面か学びの森方面で見られることが多く、つがいでいることもあります。
ヤマゲラは4月中旬くらいまでは観察機会が少なからずあります。

 

フクロウ
今週は声も姿も観察情報はありませんでした。

 

オオタカ
今週も観察されています。

 

ハイタカ
今週は日の出直後に遊具広場で見たとの情報もあり、しばしば見られています。

 

ノスリ
今週も観察情報がありましたが、幼鳥も観察されました。

 

トビ
今週もほぼ毎日観察されており、2羽で飛んでいた日もありました。

 

オジロワシ、オオワシ
オジロワシは近くで見たとの観察情報がありました。
オオワシは観察情報はありませんでしたが、もう北に渡っているかもしれません。

 

ハヤブサ
今週は観察情報はありませんでした。

 

イカル
今週は越冬個体も含め確かな観察情報はありませんでしたが、そろそろ夏鳥個体が渡って来る頃のはずです。

 

シメ
今週も園内で見られていますが、1羽で見られることが多く、いても5羽までといった感じです。

 

カワラヒワ
今週も園内でしばしば見られていますが、囀りはまだ本格化しておらず、毎年よく見られる学びの森周辺でもまだ時々見られる程度です。

 

ゴジュウカラ
囀りの声がとにかく大きくよく響き、観察機会も多いです。

ゴジュウカラ2021年3月28日

 

シジュウカラ
いろいろな場所でよく見られており、雪が解けた地面に降りることもよくあります。

 

ハシブトガラ
園内でよく見られ、「ピィピィピィ」という囀りも多く聞かれています。

 

ヤマガラ
「チーリーツー」という三拍子の囀りも聞かれており、森の家の周りで観察機会が非常に多いです。

 

ヒガラ
囀りを聞くことが多く、また、写真のように地面に降りて採餌する姿もよく見られています。

ヒガラ2021年3月28日

 

ハクセキレイ
今週も確かな観察情報はありませんでした。

 

ヒヨドリ
園内でよく見られています。

 

スズメ
道路沿いや第2駐車場付近で時々見られますが、それ以外の場所ではめったに見ることはありません。

 

ハシボソガラス
園内で数羽が主に駐車場周辺でよく見られていますが、翼を少し下げて広げ、頭を前後に動かしながら「ガァー ガァー」と鳴くハシボソガラス独特のしぐさがよく見られています。

 

ハシブトガラス
園内でよく見られていますが、ペアで行動する姿もよく見られるようになってきており、そろそろ巣材集めを始めるかもしれません。

 

 

◎夏鳥
今週は、ホオジロ、モズ、ヤマシギが南から渡って来て見られるようになると予想しています。

 

 

 

 

次回は2021年は4月2日(金曜日)か4日(日曜日)に上げる予定です。

 

 

旭山でのバードウォッチング、皆様が多く見られることを願っております。

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