自然情報 – 旭山記念公園 旭山記念公園野鳥情報2021年3月13日(土曜日)

旭山記念公園野鳥情報、2021(令和3)年3月13日土曜日

ここ1週間の旭山記念公園と札幌市旭山都市環境林の野鳥の動きをまとめました。

この野鳥情報は、旭山で野鳥観察をしておられる方からご提供を受けたものも含まれています。

 

 

◎本日の旭山野鳥観察会
本日8時より旭山野鳥観察会を行いました。
観察会の間に確認できた野鳥は以下の17種でした(五十音順)
アカゲラ、イスカ、ウソ、カケス、コゲラ、
ゴジュウカラ、シジュウカラ、シマエナガ、トビ、ハシブトガラ、
ハシブトガラス、ハシボソガラス、ヒガラ、ヒヨドリ、ベニヒワ、
マヒワ、ヤマガラ

シマエナガは森の家の裏で15分ほど1羽から2羽が何度か来ていましたが、すぐに移動しじっくりとは観察できませんでした。

森の家の樹液が出ているイタヤカエデでは、ヒヨドリ、ゴジュウカラ、ハシブトガラ、コゲラが次々と来ては樹液を飲んでいました。

アカゲラは今日も森の家西の沢で雄を観察することができました。

イスカは最後の最後まとめの話をしている時に上空を1羽が飛んでゆきました。

ウソ、マヒワ、ベニヒワについてはこの後にあらためて。

本日、観察会の時間以外に観察情報があった野鳥・・・6種
オオアカゲラ、キクイタダキ、クマゲラ、シメ、ツグミ、
ヤマゲラ

 

 

◎今週のトピックス
ウソ(亜種ベニバラウソ)
本日、旭山記念公園で亜種ベニバラウソが観察されました。
旭山記念公園での出現記録が今回が初めてです。
朝7時台、ミュンヘンの森周辺に何度か現れ、数人が同時に観察し、写真を撮影した人もおられました。
また野鳥観察会の時にも森の家の階段付近で数羽の群れの中に最低1羽がいるのが観察されましたが、すぐに南西に飛んでいなくなり、今日はそれ以降は観察した人はいませんでした。
一時の通過の可能性もあり、明日以降見られるかどうかは分かりません。
他の亜種アカウソと亜種ウソは数羽が毎日見られており、森の家階段から東に向かって第1駐車場の入口に延びる道の斜面では雪が解けており、そこにウソ、マヒワ、ベニヒワ、ツグミ、ヤマガラなどが頻繁に訪れて採餌しています。
ここ数日はその場所が、野鳥を見るのに園内ではいちばんいい場所です。
写真はそこで撮影した亜種アカウソですが(残念ながらベニバラウソではありません)、今年は亜種アカウソの方が亜種ウソより多く見られています。

アカウソ雄2021年3月13日

 

◎マヒワ、ベニヒワ
ウソの項で触れましたが、森の家階段から第1駐車場に向かう道沿いの雪が解けた場所にマヒワが群れて来て地面で餌を探しています。
本日の野鳥観察会でも最後にそこに行ったところ、少しして次々と20羽近くが地面から飛び出してきました。
マヒワは水曜日まで数羽しかいなかったですが、荒天の後の木曜日から数が増えて今は20羽前後がいると思われます。
写真はマヒワの雄です。

マヒワ雄2021年3月13日

 

ベニヒワはもう数羽しかおらず、単独もしくはマヒワの群れに混じって同じ辺りで採餌しており、ときどき飛んでいる声が聞こえます。
ベニヒワはそろそろ北に渡っていなくなります。

 

イスカ
3月11日木曜日午前8時頃、イスカ8~10羽がミュンヘンの森近くのシラカンバに飛んで来て1分ほどとまっていました。
雄は3羽、雌は1羽を確認しましたが、他については観察が及ばず雌雄確認できませんでした。
イスカはカラマツの種子(松ぼっくり)を食べますが、その時はカラマツに移動してすぐに近くに人が来て飛び去りました。
今日も10時前に1羽の雌が上空を飛んでいましたが、イスカは主に午前にこうして上空を飛んでいることがあります。
ただ、あまり低い位置に降りて来ることはないです(低い位置に松ぼっくりがないため)。
イスカは5月上旬まで見られる年がありますが、今年はどうでしょうか。

 

 

 

◎今週のシマエナガ
エナガ(亜種シマエナガ)
3月7日日曜日がどうやらこの冬最後の「シマエナガ祭り」でした。
その日は森の家の裏のイタヤカエデに9時頃から1時間以上、数は1回1羽から2羽ですが、次から次へとほぼ絶え間なく樹液を飲みに来ていました。
しかし翌8日以降は、来ることは来ますが間隔があいたり、来ない時間があったり、来てもすぐにいなくなったりで、3月7日のようなことはなくなりました。
まだ完全に終わったとは言い切れないですが、状況としてはそんなところです。
ペアでの活動は盛んになっていて、巣材に使うヒヨドリの羽を拾う姿も今週は見られました。
シマエナガはまだ見られることは見られますが、一度に見られる数は少なく、また一瞬で飛んでいなくなります。

 

 

◎冬の鳥情報
ツグミ
そういえば今日は観察会では確認できませんでした、どうしたのでしょう。
数が少ないのでたまたまの可能性はあり、明日以降はまた普通に見られるかもしれません。
写真は先述のウソやマヒワやベニヒワが来る場所の地面で餌を探すツグミです。

ツグミ2021年3月13日

 

ハチジョウツグミ
今週は噴水広場付近での観察情報がありましたが、その辺りのヌルデの実もなくなってきていて、ハチジョウツグミの観察機会も減っており、もしかしてもういなくなったかもしれません。
もう少し様子を見ます。

 

ハギマシコ
昨日3月12日上空を飛んでいましたが下には降りてきませんでした。

 

アトリ
今週は何度か観察したとの情報がありました。

 

キレンジャク、ヒレンジャク
どちらも今週は確かな観察情報はありませんでした。
先週お伝えした1羽だけのキレンジャクも今週は見られませんでした。

 

キクイタダキ
今朝、野鳥観察会開始前にミュンヘンの森や森の家裏に数羽が来ていましたが、観察会の時間以降は観察情報はありませんでした。
キクイタダキは平年では3月下旬から4月上旬まで見られますが、今年はどうでしょうか。

 

キバシリ
今週は確かな観察情報はありませんでしたが、3月下旬までは見られる機会があるかもしれません。

 

ミソサザイ
今週は観察情報はありましたが少ないです。

 

コガラ
今週もコガラと思われる個体が観察されました。

 

カケス(亜種ミヤマカケス)
森の家の周りとつり橋周辺で見られる機会が少なからずあります。
写真は森の家の周りで撮影したものです。

カケス2021年3月13日

 

 

◎留鳥その他情報
クマゲラ
昨日久しぶりに園内で近くで見られたとの情報がありましたが、この一週間はあまり園内では見られていませんでした。
鳴き声やドラミングの音は藻岩山方面から聞こえてきています。

 

オオアカゲラ
今週は雄の確かな観察情報はなかったですが、雌は観察機会は多いです。

 

アカゲラ
今週もよく見られており、雌をめぐる雄同士のけんかもまだ続いていますが、それはそろそろ終わるかもしれません。

 

コゲラ
観察機会は多いです。

 

ヤマゲラ
例年3月から4月がいちばん見る機会が多い頃ですが、今週も昨日はミュンヘンの森、数日前には遊具広場付近で近くにいる個体を観察できました。
ヤマゲラはアカゲラと違って頻繁に鳴き声を出さずにときどきしか鳴かず、餌を探す音も小さくて体が大きな割には静かな鳥で、いることに急に気づく、ということがよくあります。
写真は遊具広場付近で撮影した雌の個体で、横枝にとまっていました。

ヤマゲラ雌2021年3月13日

 

フクロウ
今週は園内で未明に声を聞いたとの情報がありましたが、姿を見たとの情報はありませんでした。

 

オオタカ
今週も観察情報がありましたが、シマエナガが拾っていたヒヨドリの羽は、オオタカかハイタカに捕食された跡と思われます。

 

ハイタカ
今週も観察情報がありました。

 

ノスリ
今週も観察情報がありました。

 

トビ
今週はほぼ毎日観察されており、今日の観察会でも出ました。
注意して見ていると意外と毎日来ているのかもしれません。

 

オジロワシ、オオワシ
今週は観察情報はありませんでしたが、どちらもそろそろ北へ渡る時期です(オジロワシは留鳥個体もいますが旭山では夏季には観察例はありません)。

 

ハヤブサ
今週は観察情報がありましたが、こちらも意外と頻繁に来ている可能性があります。

 

イカル
今週も越冬個体1羽の観察情報が幾度かありましたが、まだ夏鳥個体は渡ってきていないようで観察機会は増えてはいません。

 

シメ
園内で観察されるのは朝の早い時間が多く、それ以外の時間は以前ほど見えやすい場所には来なくなっています。

 

カワラヒワ
3月11日、旭山記念公園の近くで今年初めて囀りを聞きました。
春になると園内での観察機会も増えてきます。

 

ゴジュウカラ
囀りを聞く機会は以前よりは少なくなってきましたが、「キッ、キッキッキッキッ」という声を聞くことは多く、近くで見られる機会も多いです。
写真は樹皮に隠していた何かの種子を見つけたところです。

ゴジュウカラ2021年3月13日

 

シジュウカラ
囀りを聞く機会がさらに増えてきましたが、今日は、目の前に1羽の雄がいて、遠くから別の雄の囀りが聞こえるということが何度かありました。
シジュウカラの争いも始まった模様です。

 

ハシブトガラ
園内でよく見られ、「ピィピィピィ」という囀りも多く聞かれています。

 

ヤマガラ
「チーリーツー」という三拍子の囀りも聞かれています。
写真は、ウソなどのところで触れた雪が解けた地面に来た2羽のヤマガラです。

ヤマガラ2021年3月13日

 

 

ヒガラ
囀りを聞くことが多いです。

 

ハクセキレイ
今週も確かな観察情報はありませんでした。

 

ヒヨドリ
園内でよく見られています。

ヒヨドリ2021年3月13日

 

スズメ
道路沿いや第2駐車場付近で時々見られますが、それ以外の場所ではめったに見ることはありません。

 

ハシブトガラス、ハシボソガラス
園内でよく見られています。

 

 

 

 

次回は2021年は3月20日(土曜日)に上げる予定です。

 

旭山でのバードウォッチング、皆様が多く見られることを願っております。

« »