自然情報 – 旭山記念公園 旭山記念公園野鳥情報2021年2月28日(日曜日)

旭山記念公園野鳥情報、2021(令和3)年2月28日日曜日

 

ここ1週間の旭山記念公園と札幌市旭山都市環境林の野鳥の動きをまとめました。

 

この野鳥情報は、旭山で野鳥観察をしておられる方からご提供を受けたものも含まれています。

 

 

◎本日の野鳥観察会
本日8時より旭山野鳥観察会を行いました。
観察会の間に確認できた野鳥は以下の19種でした(五十音順)
アカゲラ、ウソ、カケス、カワラヒワ、コガラ、
コゲラ、ゴジュウカラ、シジュウカラ、シマエナガ、シメ、
ツグミ、ハシブトガラ、ハシブトガラス、ヒガラ、ヒヨドリ、
ベニヒワ、マヒワ、ヤマガラ、ヤマゲラ

シマエナガは森の家の裏で2羽もしくは4羽が出て、イタヤカエデの樹液を飲みに来るところも観察できましたが、あまり長くいることなくすぐに飛んで行きました。

ヤマゲラ雌が1羽、風の丘近くのニセアカシアで採餌しており、光線状態がよくてじっくりと観察・撮影できました。

ゴジュウカラ「フィッフィッフィ」という囀りを聞くことが多く、近くと遠くの2羽で鳴き合い(競い合い)をしていることもありました。

アカゲラは森の家西の沢で木をつついて餌を探す様子をじっくりと観察・撮影できました。

コゲラはアカゲラがいた同じ木に飛んで来て2ショットを見せてくれたり、ヤマゲラがいた隣の木に来たりと、見る機会が多かったです。

マヒワ、ベニヒワ、やや高かったですが観察できました。

コガラと思しき翼の次列風切羽が明らかに白いカラがいました。

ウソは遠くで鳴き声が聞こえましたが、近くでは見られませんでした。

今日は全体的に鳥がよく出た日でしたが、その中から2枚、OYさんが撮影したヤマゲラとゴジュウカラの写真です。

ヤマゲラ2021年2月28日OY

(Photo by OYさん)

 

ゴジュウカラ2021年2月28日

(Photo by OYさん)

 

本日、観察会の時間以外に観察情報があった野鳥・・・5種
オオアカゲラ、キクイタダキ、キバシリ、クマゲラ、ハシボソガラス

 

 

 

◎今週のシマエナガ
エナガ(亜種シマエナガ)
ペアでの活動が基本となっており、群れで見られる場合もペアが2組、3組、それ以上がたまたま近くにいるという感じすぐにペア単位に分かれます。
この1週間は、シマエナガどうしが甲高く激しい声を出しながらけんかする様子も見られました。
イタヤカエデの樹液を飲みに来る様子はよく見られており、特によく来る木もあります。
先週も書きましたが、ペアでの行動にばらけており、シマエナガに出会える確率は、大きなひとつかふたつの群れで行動していた2月前半までより高くなっています。
しかし、大きな群れで行動していた時のように同じ場所に長くいることは少なくなり(イタヤカエデの樹液を飲むときは1、2分とどまっている)、行動も速くなってすぐに飛びぬけてしまうので、じっくりと観察できる機会は少ないです。
撮影も、来ることをある程度予測して待ち、一瞬のチャンスを逃さずに撮るということになります。
昨年も3月中旬くらいまでは出会える確率が高かったので、まだこの先もう少し見られると思います。
下のシマエナガの写真、上はEYさんが撮影したもので、下はイタヤカエデの樹液を飲みに来たところです。

シマエナガ2021年2月28日EY

(Photo by EYさん)

 

シマエナガ2021年2月28日

 

 

 

◎今週のトピックス
ハチジョウツグミ
この1週間も毎日、第1駐車場アーチ橋横にあるヌルデの木の実を食べに1羽が来ていました。
写真はその時の1羽ですが、繰り返し、橋の上から撮影する際には、橋は狭く人が頻繁に通るので、道をふさがないようお願いします。
木の下でも同様にお願いします。

ハチジョウツグミ2021年2月28日

 

ウソ
この1週間も近くで見られる機会が多いですが、ハリギリの実はだいぶなくなってきており、他の植物に寄り付くことが多くなってきました。
アカウソもウソもどちらもいます。
写真はススキに来たアカウソ雄で、EYさんが撮影したものです。
ウソはこの先もまだ見られます。

ウソ雄2021年2月28日EY

(Photo by EYさん)

 

 

キレンジャク
先週は観察情報がありませんでしたが、今日、1羽が森の家の近くで複数の人により観察されました。
ただしほんとうに1羽しかおらず、はぐれるかより南に移動しないで残っている個体と考えられます。
この個体はまだ見られる機会があるかもしれません。

 

 

 

◎冬の鳥情報
ツグミ
今週も数は少ないけれど観察機会は多いです。
今日の野鳥観察会では、巨木の谷のアズキナシの実を食べに来ていたところが観察されました。
また、森の家の周りにも1羽が居ついていて見る機会が多いです。

 

ベニヒワ
数はさらに減って10羽以上で見られることはほとんどなりました。
しかし森の家の周りではよく見られています。
胸がだいぶ赤くなった雄の個体も見られています。
写真はカラマツに来た雌3羽です。

ベニヒワ雌2021年2月28日

 

マヒワ
今週も10羽前後の群れでときどき見られていますが、土が出た斜面など低い位置に降りて餌をとる姿も見られるようになってきました。
写真はそんな1枚、雄の個体です。

マヒワ雄2021年2月28日

 

ハギマシコ
今週は確かな観察情報はありませんでした。

 

アトリ
今週は確かな観察情報はありませんでした。

 

ヒレンジャク
今週は確かな観察情報はありませんでした。

 

キクイタダキ
今週も風の丘下の松かつり橋周辺での観察情報があり、また今日はミュンヘンの森に数羽来ていたという情報もあり、観察機会は比較的多いです。

 

キバシリ
先週の日曜日に登山道入口付近で今年初めて囀りを聞き、数日前にはカラマツ林での観察情報もありましたが、観察機会はそれほど多くはないです。

 

ミソサザイ
遊具広場と巨木の谷そして森の家周辺でときどき見られています。
写真はTNさんが撮影したもので、つり橋周辺に出てきたときのものです。

ミソサザイ2021年2月28日TN

(Photo by TNさん)

 

コガラ
今日の観察会でも観察されましたが、確かな観察情報はほとんどカラマツ林周辺です。

 

カケス(亜種ミヤマカケス)
森の家の周りでよく見られています。

 

 

 

◎留鳥その他情報
クマゲラ
この一週間は何度か森の家の周りに来ており、第2駐車場から藻岩山登山道入口付近か遊具広場付近でときどき声が聞かれています。
クマゲラはいつもいいますが行動が読めないので、また明日から毎日園内で近くで見られるようになるかもしれず、要注意です。

 

オオアカゲラ
今週もほぼ毎日見られていますが、雄の情報は少ないです。

 

アカゲラ
今週もよく見られており、雌をめぐる雄同士のけんかも頻繁に起きています。
森の家の周りでよく見られています。

 

コゲラ
観察機会は多いです。

 

ヤマゲラ
今日の観察会では風の丘近くにいましたが、藻岩山登山道入口付近からと学びの森方面から声がよく聞こえてきます。

 

フクロウ
今週は園内での観察情報はありませんでした。

 

オオタカ
今週も観察情報がありましたが、シマエナガが来るイタヤカエデがある辺りによく偵察に来ています。

 

ハイタカ
今週も観察情報がありましたが、例年のことですが、そろそろ観察情報が少なくなってくる頃です。

 

ノスリ
今週も観察情報がありました。

 

トビ
今週も観察情報がありました。

 

オジロワシ、オオワシ
今週は観察情報はありませんでした。

 

イカル
今週は確かな観察情報はありませんでした。

 

シメ
森の家の前に雌が1羽頻繁に来ていましたが、食べられる種子がほぼなくなるにつれあまり来なくなりました。
シメ自体は見られる機会は多く、今日は5羽で飛んでいる姿も見られました。
写真は森の家の前のイタヤカエデにまだ種子が残っていた時のものです。

シメ2021年2月28日

 

カワラヒワ
今日も観察会の間に上空を飛ぶ声が聞こえてきましたが、木にとまる姿は冬の間ずっと見られていません。

 

ゴジュウカラ
「フィーフィー」「フィッ フィッフィッフィッ」という囀りを聞くことが多く、近くで見られる機会も多いです。

 

シジュウカラ
園内でよく見られており、囀りを聞く機会がさらに増えてきました。

 

ハシブトガラ
園内でよく見られ、「ピィピィピィ」という囀りも多く聞かれています。
写真はイタヤカエデの樹液の飲む様子で、シマエナガに限らずイタヤカエデの樹液は鳥たちのごちそうです。

ハシブトガラ2021年2月28日

 

ヤマガラ
「チーリーツー」という三拍子の囀りも聞かれています。

 

ヒガラ
囀りを聞くことが多いです。

 

ハクセキレイ
今週も確かな観察情報はありませんでした。

 

ヒヨドリ
園内でよく見られています。
イタヤカエデの樹液はヒヨドリも大好物で、ときどき、シマエナガが先にいる所に後から来て飲む、といった行動が見られます。
ハシブトガラス、ハシボソガラス
園内でよく見られています。

 

スズメ
道路沿いや第2駐車場付近で時々見られますが、それ以外の場所ではめったに見ることはありません。

 

 

 

 

◎鶴の一声
旭山記念公園で朝に野鳥観察をしていると、時々、かすかにですが、「あれっ? え、どうして?」という鳥の声を聞きます。
遠くから「ココーッ」といった低い声が聞こえてくるのですが、正体は円山動物園の鶴、おそらくタンチョウと思われます。
朝のまだ車が少なく静かな時間だから聞こえるのでしょうけれど、それにしても、直線距離で1.5km近く離れているのに、とてもよく通る声に驚かされます。

 

 

 

 

 

 

次回は2021年は3月6日(土曜日)に上げる予定です。

 

 

旭山でのバードウォッチング、皆様が多く見られることを願っております。

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