自然情報 – 旭山記念公園 旭山記念公園野鳥情報2020年10月17日(土曜日)

旭山記念公園野鳥情報、2020(令和2)年10月17日土曜日

ここ1週間の旭山記念公園と札幌市旭山都市環境林の野鳥の動きをまとめました。

この野鳥情報は、旭山で野鳥観察をしておられる方からご提供を受けたものも含まれています。

 

◎今週のトピックス
ノスリ
本日、森の家上空でノスリが何度か見られました。
8時過ぎに4羽が集まって少しずつ高度を上げ、「鷹柱(たかばしら)」状態になり西に流れていくのが観察されました。
10時前にも2羽が現れて同じように西に流れていきましたが、この時は1羽のハシブトガラスが1羽を執拗に追いかけ、5分ほど「空中戦」を観察することができました。
次の写真3枚はその時のものです。

ノスリハシブトガラス2020年10月17日1

ノスリハシブトガラス2020年10月17日2

ノスリ2020年10月17日

これから本州方面に渡っていくものと思われます。
渡りをしない藻岩山周辺に居ついている個体も、今週も毎日のように観察情報がありました。

 

 

オオハクチョウ
今朝、オオハクチョウの群れが旭山上空を北から南に飛んで行きました。
毎年10月になると旭山でも時々見られますが、朝に見られることが多く、「コォーッ」と大きな声で鳴き合いながら飛ぶため、結構高くても声で気づくことがあります。
オオハクチョウの渡りは秋の風物詩のひとつです。

 

 

ムギマキ
昨日10月16日、朝8時過ぎにつり橋付近でムギマキ1羽が観察されました。
その時は辺りにカラ類混群がいたのですが、よく見ると1羽だけがムギマキでした。
今日はまだ観察情報は入っていません。
ムギマキは春は5月中旬に通過し、秋は年により見られたり見られなかったりで、今週以降も現れるかどうかは分かりません。

 

 

マミチャジナイ、シロハラ
今週に入った頃からマミチャジナイの観察情報が多くなりました。
ただ、今年は今のところ、毎年よく見られる噴水広場から遊具広場に行く道の辺りではなく、つり橋周辺でよく見られています。
シロハラもいたとの情報がありました。

 

 

クロツグミ、アカハラ
ここ数日、つり橋周辺でクロツグミやアカハラが何羽も集まっているとの観察情報が出ています。
昨日の朝はつり橋下流側で「キュロキュロッ」という声が頻繁に聞こえてきていましたが、今朝も聞こえたものの昨日ほど多くはない、それでもいるという状況でした。
クロツグミとアカハラはもうそろそろ南に渡っていなくなる頃です。

 

 

マヒワ
10月16日、旭山でこの秋初めてマヒワを確認しました。
マヒワは例年10月に旭山に来て5月まで滞在していますが、年により数の多寡があり、よく観察できる年と日に何度か声を聞く程度の年があります。
今年はどうでしょうか。

 

 

アトリ
今週はアトリの観察情報もありましたが、冬鳥の動きがいよいよ本格化してきたようです。

 

 

ベニマシコ
10月16日、旭山には春と秋に短期間現れるベニマシコがこの秋初めて観察されました。
ベニマシコの秋の滞在は長くて10日程度で、第1駐車場から噴水広場にかけての開けた辺りで見られることが多いです。

 

 

ヒヨドリ
昨日から今日にかけて、ヒヨドリが10羽以上、時には20羽以上が群れで飛んでいるのが何度か観察されています。
例年秋によく見られる光景ですが、冬になるとまた数羽になります。

 

 

 

◎今週のシマエナガ
エナガ(亜種シマエナガ)
今朝も8時半頃森の家西側に10羽いるかいないかくらいの群れが現れ、すぐに西側に飛んで行きましたが、その後を追った方の話によれば、旭山都市環境林で10羽以上が10分以上ゆっくり見られたとのことでした。
この1週間も7時半から9時半の間に一度は森の家の周りに現れていて、見られる頻度は高くなってきました。
午後の観察情報も多くあります。
写真は火曜日10月13日に森の家南側で撮影したもので、2羽のシマエナガの間にシジュウカラが割って入るように飛んで来ました。

シマエナガシジュウカラ2020年10月17日

 

 

 

 

◎夏鳥情報
キビタキ、コサメビタキ、サメビタキ、エゾビタキ、オオルリ
以上ヒタキ科の鳥はいずれも今週も確かな観察情報はなく、南に渡っていなくなった可能性が高そうです。
来週までに観察情報がない場合は、ここで取り上げないこととします(また来年)。

 

ウグイス
今週も森の家の裏などで「ヂッ ヂッ」という地鳴きを聞く機会が多くありました。
ウグイスはその「ヂッ ヂッ」という声が聞こえたらその動きを追っていくと姿を見ることができます。

 

アオジ
今週も森の家の周りをはじめ西側エリアで比較的よく見られています。

 

ホオジロ
今週は確かな観察情報はありませんでした。

 

メジロ
まだ数羽で行動していて、接する機会は多いですが、先日は10羽以上の大きな群れになっていました。

 

イカル
今週も園内で数羽で飛ぶ姿がしばしば観察されています。

 

キセキレイ
今週は観察情報はありませんでしたが、そろそろ南に渡っていなくなる頃です。

 

モズ
今週は確かな観察情報はありませんでした。

 

アオバト
今週も12日に園内での観察情報がありましたが、いつまで見られるのか、もうそろそろ旭山では見られなくなる頃です。

 

キジバト
今週も園内で飛ぶ姿が観察されています。

 

チゴハヤブサ
今週は確かな観察情報はありませんでした。

 

 

 

◎留鳥・冬の鳥情報
クマゲラ
今週も園内でも観察されおり、藻岩山や旭山都市環境林から声が聞こえてくることがよくあります。

 

オオアカゲラ
今週も園内で雌の観察情報がありました。

 

アカゲラ
今週もよく見られています。

 

コゲラ
見られる機会は多いです。
写真は昨日撮影したものです。

コゲラ2020年10月17日

 

ヤマゲラ
今週も園内での観察情報があり、「ピョッピョッピョッ」という声も聞こえてくることもあります。

 

キクイタダキ
本日、園内で観察されましたが、まだ見られる頻度は低いです。

 

ツグミ
今週は何度か観察されており、今朝は展望台西側に2羽がいて鳴き交わすように声を出していました。
今は2羽か3羽くらいの少数で見られていますが、この先増えるかどうか、例年であれば12月までは多く見られるようになるのですが。

 

シメ
園内でしばしば観察されていますが、秋のはじめの頃よりは少なくなっているように感じられます。

 

オオタカ
今週も観察情報がありました。

 

ハイタカ
今週は園内で木にとまっている姿を撮影した方がおられました。
また今日は上空をハシブトガラスの群れに追いかけられているようすも観察されました。
ハイタカは例年秋から冬12月までに観察機会が増えます。

 

トビ
今週は観察情報はありませんでした。

 

シジュウカラ
観察機会は多いです。

 

ゴジュウカラ
園内でよく見られていますが、ゴジュウカラは比較的警戒心が薄い鳥で、今の時期は近くで撮影できる機会も多くあります。
下の写真も今朝撮影したものです。

ゴジュウカラ2020年10月17日

 

ハシブトガラ
園内でよく見られています。

 

ヤマガラ
園内でよく見られています。

 

ヒガラ
園内でよく見られており、今週もまだ囀りを聞くことがありました。

 

ハクセキレイ
噴水広場付近で時々見られます。

 

ハシブトガラス
今日は猛禽類が出るたびに追いかけていましたが、ハシブトガラスが複数で同じ方向に飛んでいるのを見たら、その先に猛禽がいることがあります。
ハシブトガラスの動きには常に注目するといいと思います。

 

ハシボソガラス
園内でよく見られています。
写真は昨日、新桜並木で餌を探して歩いていたハシボソガラスです。
見ていると次から次へとトンボ(アキアカネと思われる)をつまんでは食べていて、写真でもトンボをくわえています。

ハシボソガラス2020年10月17日

 

 

 

◎10月25日 旭山野鳥観察会は募集を締め切りました
10月25日(日曜日)8時開始の「旭山野鳥観察会」は、募集定員に達しましため、受け付けを締め切らせていただきました。
どうかご了承ください。

参加を検討しておられた皆様、11月も14日ともう1回の計2回野鳥観察会を行う予定でおりますので、またの機会をご検討いただければさいわいです。
11月14日のご案内は、近くなりましたらまた上げます。

 

 

 

◎エゾシカ
今朝7時半ごろ、第2駐車場入口付近のヘアピンカーブの歩道に雄のエゾシカ1頭がいました。
100mほど離れて観察・撮影していましたが、鉄柵を飛び越えようとしたものの柵が高くて躊躇しているようすで、何度か跳ぼうとしてはやめていました。
下の写真の上がそれです。
そのうち人が来て、下の写真の下、道路を渡って西側の斜面に入り、森の家の下まで笹薮の中を移動したところまでは動きを追えましたが、その後は分からなくなりました。
旭山周辺には雄のエゾシカ1頭がどうやらすみついているようで、観察情報も多く、また秋になり鳴き声が聞こえてくることもあります。
エゾシカは人を襲うことはないですが、今日のように道路に出てくることがあり、車との衝突にはじゅうぶんお気をつけください。
お車は園内徐行でどうかお願いします。

 

エゾシカ2020年10月17日1

エゾシカ2020年10月17日2

 

 

 

次回は10月24日に上げる予定です。

 

旭山でのバードウォッチング、皆様が多く見られることを願っております。

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