自然情報 – 旭山記念公園 旭山記念公園野鳥情報2020年8月29日(土曜日)

旭山記念公園野鳥情報、2020(令和2)年8月29日土曜日

ここ1週間の旭山記念公園と札幌市旭山都市環境林の野鳥の動きをまとめました。

この野鳥情報は、旭山で野鳥観察をしておられる方からご提供を受けたものも含まれています。

 

 

 

◎今週のトピックス
コゲラ
8月に入ってコゲラがまた普通に見られるようになってきました。
5月下旬から7月いっぱいくらいまでは、冬の間あんなにどこにでもいたのにどうしちゃったんだろう、というくらいに出会うことが少なくなります。
今回は、昨日森の家の周りで写した個体の写真。
今年巣立った幼鳥と思われますが、写真を拡大して後頭部を見ると、うっすらと赤くなっている羽が2本見え、これが雄であるらしいことが分かりました。
2枚目の写真が、同一個体を同じ時に撮った別の写真から後頭部をトリミングで大きくしたものです。
コゲラの雄は、野外目視観察では後頭部の赤い羽がほとんど見えず、写真を撮って拡大すると分かることがありますが、幼鳥はこうなっているのですね、発見でした。

コゲラ2020年8月29日1

コゲラ2020年8月29日2

 

 

キビタキ
昨日動画で上げましたが、キビタキ雄が尾羽を少しずつ上げては下ろすという行動をしていました。
キビタキの雄自体近くで見るのは久しぶりでした。
動画は以下のリンクの記事をご覧ください。

【野鳥動画】キビタキ雄2020年8月26日


また、今日はなぜか一度だけ、藻岩山登山道入り口の方から囀りが聞こえてきました。

キビタキ雄2020年8月28日

 

オオルリ
森の家周辺を中心に幼鳥が日に何度か観察されています。
ときどきブツブツ言うような「ぐぜり」(=不完全な囀りまたは囀りの真似)をしていることもあります。
オオルリは9月後半に南に移動していなくなりますが、まだもう少し見られそうです。

 

センダイムシクイ
今週水曜日26日に園内で見たとの観察情報がありましたが、もう少し様子を見ます。

 

 

 

 

◎今週のシマエナガ
エナガ(亜種シマエナガ)
今週は昨日8月28日8時半頃、第2駐車場付近から西に移動する数羽の声を確認しましたが、近い位置での観察情報はありませんでした。

 

 

 

◎夏鳥情報
コサメビタキ
森の家周辺でときどき見られ、幼鳥はまだ成鳥とは明らかに違う羽のままの姿です。

 

◎クロツグミ
こちらも幼鳥の観察情報が寄せられています。
囀りはもうまったく聞かれなくなり、地鳴きもあまり聞かていません。

 

◎アカハラ
今週も声、姿とも観察情報はありませんでした。

 

◎ルリビタキ
今週は観察情報はありませんでした。

 

◎ウグイス
森の家の裏などの笹薮から「ヂッ ヂッ」という声がときどき聞こえてきます。
幼鳥の姿はまだ目視確認していません。

 

◎ヤブサメ
森の家の周りなどで声が「ジュッ」と「キュッ」の間くらいの地鳴きがときどき聞かれ、今日は声を頼り笹薮の中にいる姿を見ることもできました。

 

◎メジロ
やはり引き続き最も接する機会が多い野鳥で多く見られますが、低い位置に来ることは少ないです。
囀りは聞く機会が少し増えてきています。

 

◎キセキレイ
今週も西側エリアでも観察されていました。

 

◎アオジ
ミュンヘンの森から栗の木デッキにかけての辺りと、遊具広場周辺で「チッ」という声を聞いたり姿を見たりという観察情報が多いです。

 

◎ホオジロ
噴水広場周辺や展望台周辺でしばしば観察されています。

 

◎イカル
昨日、森の家上空を鳴きながら2羽で飛んでいる姿を観察しました。
たまたま出会わないだけで、結構旭山周辺にも飛んで来ている可能性があります。

 

◎カワラヒワ
「キリコロキリ」という飛びながら鳴く声を聞くことはよくあり、姿も見られます。

 

◎モズ
今週は観察情報はありませんでした。

 

◎アオバト
この1週間は朝に森の家の周りで鳴くこともほとんどなくなりましたが、声を出さないとなると、飛んでいる姿をたまたま見るくらいしか観察する機会はないかもしれません。

 

◎キジバト
日に何度か鳴き声が聞こえ、時々姿も見られ、森の家周辺を飛んでいることもよくあります。

 

◎ツツドリ
今週も観察情報はありませんでした。
例年であればそろそろ林内の低い位置で観察される機会が増えてくる頃ですが、今年はどうでしょうか。

 

◎ヤマシギ
今週も観察情報はありませんでした。

 

◎ハリオアマツバメ・アマツバメ
今週は情報はありませんでしたが、そろそろ見られなくなる時期です。

 

◎チゴハヤブサ
今週は園内でも観察情報がありました。

 

 

 

 

◎留鳥・冬の鳥情報
クマゲラ
今週は園内での観察情報は少なかったですが、今日の朝森の家のすぐ裏に飛んで来ました。
いつもいいますが、クマゲラのことなので明日以降はどうなるかまるで分かりません。

 

オオアカゲラ
今週も園内で雌の観察情報がありました。

 

アカゲラ
今週もよく見られています。

 

ヤマゲラ
幼鳥は今週も森の家近くでしばしば見られています。
こちらが気づかないうちに結構近くまで寄っていて急に飛んで逃げることがあり、観察には要注意です。
成鳥は観察情報はありませんでしたが、見る機会はあると思われます。

 

シメ
今週も日に何度か森の家の周りで声が聞かれたり姿が見られたりしています。
このまま居つくのかどうか、もう少し様子を見てゆきます。

 

キクイタダキ
今週も風の丘付近やつり橋付近の針葉樹で何度か観察されています。

 

ノスリ
今朝森の家上空を飛んでいるのが観察されましたが、ノスリは例年秋に観察情報が多くなる傾向があるので、この先は見られる機会が増える可能性があります。

 

オオタカ、ハイタカ
本日、園内ではないですが近くをオオタカがハシボソガラスに追いかけられて飛んでいるのが観察されました。
オオタカやハイタカも秋に観察機会が増える傾向にあり、今後要注目です。

 

トビ
今週は観察情報はありませんでした。

 

ゴジュウカラ
「テュッ テュッ」という鳴き声を聞く機会がこの1週間で大幅に増えましたが、この声は特徴的で比較的遠くまで聞こえるので、ゴジュウカラがいることが分かるようになってきました。
写真は昨日別の記事でも使ったものですが、ミュンヘンの森に来たゴジュウカラです。

ゴジュウカラ2020年8月28日

 

 

シジュウカラ
幼鳥は、背中のオリーブ色が濃くなり、胸のネクタイも長くなって見た目がだいぶ成鳥に近くなってきましたが、写真は幼鳥で、まだ成鳥とは見分けがつきます。

シジュウカラ幼鳥2020年8月29日

 

ヤマガラ
森の家の周りに引き続きよく出ています。
カラ類混群「とりのようちえん」を見る機会もまだありますが、ヤマガラは混群よりはヤマガラだけで見る機会の方が多いよう感じています。
写真は昨日撮影したもので、この時は、カラ類混群がいたところに後から数羽が飛んで来て一緒になりました。

ヤマガラ2020年8月29日

 

ハシブトガラ
観察機会はさらに多くなってきていて、普通にいつでも見られるまであと少しという感じです。

 

ヒガラ
幼鳥が親に餌をねだる「ツーツーツーツー」という甲高い声を聞くことがまだあり、針葉樹で姿を見られます。
写真は、右側の2羽の幼鳥に左の親鳥が餌をあげようとしているところです。

ヒガラ2020年8月29日

 

ハクセキレイ
噴水広場付近で時々見られます。

 

ヒヨドリ
観察機会は多いです。
写真の個体は頭の羽がまだ短く、今年生まれの幼鳥がだんだん羽が伸びて来ているところと思われます。

ヒヨドリ2020年8月29日

 

ハシボソガラス
昨日、第1駐車場に7羽のボソがいましたが、いつもの幼鳥2羽の家族だけではなく、数が増えていました。
ボソは第1駐車場周辺でよく見られますが、森の家周辺にもまだよく来ています。

 

ハシブトガラス
園内でよく見られています。

 

 

 

※9月の野鳥観察会は募集定員に達しましたため、受付を締め切りとさせていただきました、ご了承ください。

10月10日土曜日開催予定ですが、そちらについてはまた近くなりましたらご案内させていただきます。

 

 

 

 

次回は9月5日に上げる予定です。

 

 

旭山でのバードウォッチング、皆様が多く見られることを願っております。

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