自然情報 – 旭山記念公園 旭山記念公園野鳥情報2020年8月1日(土曜日)

旭山記念公園野鳥情報、2020(令和2)年8月1日土曜日

ここ1週間の旭山記念公園と札幌市旭山都市環境林の野鳥の動きをまとめました。

この野鳥情報は、旭山で野鳥観察をしておられる方からご提供を受けたものも含まれています。

 

 

◎今週のトピックス
コサメビタキ、オオルリ
この1週間も巣立ち幼鳥を含めよく見られていますが、一昨日くらいから森の家周辺に頻繁に出るようになりました。
下の写真2枚、上が成鳥、下が巣立ち幼鳥です。
また今日はカラ類やセンダイムシクイ、メジロを含めた混群の中にオオルリ幼鳥もいました。
いつもいるわけではないですが、少し待っているとコサメビタキは頻繁にやって来て、オオルリも時々来ます。
毎年7月下旬から8月中旬くらいまで、なぜかコサメビタキは森の家周辺によく出てきます。

 

コサメビタキ成鳥2020年8月1日

コサメビタキ幼鳥2020年8月1日

オオルリはそれ以外にも学びの森周辺などで幼鳥が時々見られていますが、成鳥の囀りは今週は聞かれていません。

 

 

 

◎今週のシマエナガ
エナガ(亜種シマエナガ)
今週も観察情報はごく少ない、というよりありませんでした。
夏場でもこれだけ観察情報が少ない年は珍しいですが、はたして。

 

 

◎夏鳥情報
キビタキ
今週も囀りを聞くことはなく、地鳴きも姿もときどき、といったところでした。
幼鳥の観察情報もまだありませんが、これから出てくると思われます。

 

コルリ
今週も確かな観察情報はありませんでした。

 

クロツグミ
7月30日に何度か公園西側で囀りを聞きましたが、それを最後に囀りがついに聞かれなくなりました。
幼鳥は7月29日に観察したとの情報があり、今年も巣立ったようです。
クロツグミ幼鳥は例年つり橋周辺で見ることが多いですが、今年もこの先そうなるでしょうか。

 

アカハラ
今週も鳴き声も含め観察情報はありませんでした。

 

トラツグミ
今週は鳴き声を含め観察情報はありませんでした。

 

ウグイス
こちらも木曜から囀りしているのは噴水広場付近の1個体だけになりました(今日も鳴いていました)。
一方で「ヂッ ヂッ」という地鳴きを聞くことは多くなってきました。
幼鳥の姿はまだ確認していません。

 

ヤブサメ
今週はだいぶおとなしくなりときどき声を聞いたり姿を見たりするくらいでした。

 

センダイムシクイ
南に渡る前の囀りが始まり、先週よりは囀りを聞くことが多くなりました。
カラ類混群に入っていることが多いですが、その場合はあまり鳴かず、混群がいたら探すといます。

 

アオジ
巣立ち幼鳥の姿を確認しました。
親子で行動していることが多く、栗の木デッキ周辺で今朝も含め何度か見られました。

 

ホオジロ
囀りは聞かれなくなりましたが、「ツリ ツリツリツ」という声は展望台周辺を中心によく聞かれています。
幼鳥の観察情報もありました。

 

メジロ
今週いちばん出会う回数が多かったのはメジロと思われます。
今朝は森の家周辺に7、8羽の群れがいましたが、家族かもしれません。
カラ類混群に入っていることもよくあります。
「キュキュッ」「チーッ」といった声で木に集まっていて、姿を見ることは難しくないですが、葉が多くて写真撮影にいいタイミングはなかなかきません。

 

キセキレイ
第2駐車場から道路沿いで時々見られますが少なくなりました。

 

カワラヒワ
今週も展望台周辺から森の家にかけて、そして学びの森周辺で「キリコロキリ」という声がよく聞かれます。

 

イカル
今日も園内で囀りしていましたが、時々来る程度です。

 

モズ
今週はつり橋下流で声が聞こえました。

 

アオバト
鳴き声は主に朝、回数は少ないものの必ず毎日聞こえてきますが、観察しやすい場所にはなかなか来てくれません。

 

キジバト
鳴き声がよく聞かれ、飛ぶ姿も見られています。

 

ツツドリ
今週は声を聞くことはありませんでした。
8月後半になると林内で不意に出会うことが多くなるので注意が必要です。
赤色型の確かな観察情報はこの1週間もありませんでした。

 

ヤマシギ
今週は確かな観察情報はありませんでした。

 

ハリオアマツバメ
時々「ピピピッ」という声が上空から聞こえてきます。

 

チゴハヤブサ
今週は園内での観察情報がありました。

 

 

◎留鳥情報
クマゲラ
今週は園内で雄の個体の観察情報がありました。
藻岩山方面からは声がよく聞こえてきます。

 

オオアカゲラ
今週も園内で雌の観察情報がありました。

 

アカゲラ
今週もよく見られています。
昨年秋から、アカゲラとしては警戒心が薄くて近くに寄れる雄の個体が現れるようになりました。
下の写真2枚がその個体。
主に見られるのは森の家から第1駐車場そして門の辺りにかけてで、写真はミュンヘンの森で撮影しましたが、こちらが木の陰にいたとはいえ5mくらいまで近寄ってもすぐには逃げず、その場を飛び立っても近くの木にまた降りて餌を探していました(アカゲラはそういう場合はおしなべて少し遠くに一気に逃げる)。
目と嘴の間の羽がじゃっかん抜けているように感じられるのがその個体です。

アカゲラ雄2020年8月1日1

アカゲラ雄2020年8月1日2

 

コゲラ
今週はさらに先週よりは観察機会は多くなってきており、そろそろ普通に見られるという感じになってきました。

 

ヤマゲラ
今週は確かな観察情報がありませんでした。

 

オオタカ、ハイタカ
どちらも今週は確かな観察情報はありませんでした。

 

ノスリ
今週は観察情報はありませんでした。

 

トビ
今日も上空を「ピーヒョロロー」と鳴きながら飛んでいましたが、このところ観察機会が増えています。

 

ゴジュウカラ
こちらも観察機会が少しずつ増えてきていますが、例年お盆過ぎくらいからよく見られるようになります。

 

シジュウカラ
幼鳥入りの群れがまだよく見られており、幼鳥は白い部分がさらに色が薄くなり、胸のネクタイも伸びてきました。

 

ヤマガラ
園内で幼鳥が見られていますが、こちらは成鳥では赤茶色になる部分がだいぶ色が濃くなってきました。

 

ハシブトガラ
カラ類はみな観察機会が増えてきました。
写真はクズの花(種子)かそこについた虫を食べるハシブトガラです。

ハシブトガラ2020年8月1日

 

ヒガラ
今日も囀りしていましたが、今の時期に囀りが聞けるのは貴重です。
観察機会は比較的多い方です。

ヒヨドリ
昨日、巨木の谷に幼鳥が3羽いました。
近くに親鳥がいて、下の写真、うち1羽に餌=ヤマグワの実をあげているところが撮れました。

ヒヨドリ2020年8月1日

 

ハシブトガラス、ハシボソガラス
園内でよく見られています。
ハシボソガラスはきょうだいと思われる幼鳥2羽が一緒にいるところがしばしば観察されています。
ハシブトガラスの幼鳥もまだいますが、数日前には(無事)親から餌をもらっているところが見られました。

 

 

 

蝶の写真
先週は、鳥が少ない夏の野鳥観察について書きましたが、それでもという方へ、今週は同じ「チョウ」でも鳥では鳴く蝶、バタフライの話題です。

鳥を撮るけれど夏になると蝶の写真に力を入れるという方もおられます。
蝶は、基本的に鳥と同じ機材で撮影できます。
ヒョウモンチョウやアゲハチョウくらいの大きさになればそこそこの大きさで撮れます。
また、400mmくらいまでの望遠ズームレンズには約1mまで近接撮影することが可能なものもあり、この場合は小さなシジミチョウでもじゅうぶん見られる写真を撮ることができます。
ただ、アゲハの仲間はなかなかとまってくれない上に高速で飛ぶので、撮影する機会がなかなか訪れないということもあります。

下の写真4枚はいずれも今週旭山で撮影したもので、上2枚がコムラサキ(光の角度の関係で紫色に見えないものと見えるもの)、ウラギンスジヒョウモン、ジョウザンミドリシジミです。

旭山では今までに60種以上の蝶が記録されています。
蝶の写真も撮ってみませんか?

 

コムラサキ2020年8月1日

コムラサキ2020年8月1日2

ウラギンスジヒョウモン2020年8月1日

ジョウザンミドリシジミ2020年8月1日

 

 

 

次回は8月8日に上げる予定です。

 

旭山でのバードウォッチング、皆様が多く見られることを願っております。

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