自然情報 – 旭山記念公園 旭山記念公園野鳥情報2020年7月4日(土曜日)

旭山記念公園野鳥情報、2020(令和2)年7月4日土曜日

ここ1週間の旭山記念公園と札幌市旭山都市環境林の野鳥の動きをまとめました。
今週は動画もあります。

 

この野鳥情報は、旭山で野鳥観察をしておられる方からご提供を受けたものも含まれています。

 

森の家は金・土・日・祝日10時から16時まで開館です。
トイレや休憩などご利用いただけますが、館内での飲食はご遠慮ください。

 

 

◎今週のトピックス
シジュウカラ
幼鳥連れの群れに出会うことが多くなりましたが、幼鳥が3羽いる家族がいました。
写真はそのうち2羽で、同じ枝の画角の外にもう1羽いました。
色はだいぶ黄色みが抜けてきていますが、あごの下の黒い線はまだつながっていません。
シジュウカラは1年に2回繁殖するつがいもあり、7月後半以降にもう一度黄色みの強い幼鳥が出てくる年もあります。

シジュウカラ幼鳥2020年7月4日

 

アオバト
この1週間はミュンヘンの森の丘に来る頻度ががくっと落ちた感があります。
夕方、山に帰る直前に来るというのが基本パターンのようで、朝は来る日もあれば来ない日もあります。
園内ではまだ声はよく聞かれており、飛ぶ姿も見られています。

 

クロツグミ
今週も園内でよく囀りが聞かれており、森の家の周りから藻岩山登山道入り口下そして巨木の谷にかけての辺りでよく囀りしています。
つり橋周辺では「キュロキュロ」という地鳴きも聞こえてきます。

 

 

◎今週のシマエナガ
エナガ(亜種シマエナガ)
今週も観察情報がありませんでした。
夏場に観察機会がごく少ないのは例年のことであまり心配はしていないのですが、そろそろ姿を見たいです。

 

 

 

◎夏鳥情報
オオルリ
今朝、遊具広場の森の奥、道路との間の旭山川から囀りが聞こえてきましたが、人が入れる場所からは遠く、姿を見ることはできませんでした。
ただ、囀りは確実に聞こえてきたので、遊具広場もしくは第2駐車場入り口付近に飛んで来ることはありそうです。
また、幼鳥が巣立つと観察機会も増える可能性がありますが、巣立ちはまだの可能性が高そうです。

 

キビタキ
園内数か所で囀りを聞くことができます。
先週は囀りが少し落ち着いてきたようなことを書きましたが、今週はいつもどこかで囀りしているような感じです。
森の家の周りにも雄の1個体がいて、囀りも朝から夕方まで断続的に聞くことができます。
写真は7月2日に第1駐車場入り口付近で撮影した雄の個体です。

キビタキ雄2020年7月4日

 

コサメビタキ
今週は観察情報はありませんでしたが、例年であれば7月中旬に幼鳥が巣立ち、それからひと月ほどは観察機会が多くなります。

 

コルリ
今週は確かな観察情報はありませんでしたが、例年であればまだ時々囀りを聞くことはある時期です。

 

アカハラ
今週は鳴き声も含めた観察情報はありませんでした。

 

トラツグミ
今週は囀りを聞いたり観察したりといった情報はありませんでした。

 

ウグイス
園内少なくとも3か所で囀りがまだ聞かれています。
森の家の周りに来る「ホーホケホキョ」と鳴く個体もまだいます。
噴水広場から遊具広場に抜ける道の辺りの個体もまだまだ元気に鳴き続けています。

 

ヤブサメ
囀りを聞く機会は少なくなってきましたが、「ジュジュ」といった地鳴きはよく聞かれています。
本日、遊具広場の森で幼鳥3羽を同時目視しましたが、幼鳥に出会うこともあります。

 

センダイムシクイ
「チチヨチチヨチーチー」といったこの時期だけの囀りはまだ聞かれてはいますが、そろそろ終わりそうです。おり、鳴き声を聞く機会は多いです。
今週は、メジロとともに幼鳥を連れてカラ類混群に入って行動する姿も見られました。

 

アオジ
今週も囀りを聞く機会が比較的多かったですが、巣立ち幼鳥はまだ観察されていません。
森の家の前にもよく雄が囀りにやって来ます。

 

ホオジロ
今週は展望台北西側の高木で囀る雄の姿が時折見られました。
下の動画がその時の様子です。
画面内の三角をクリックすると見ることができますが、再生後最初に聞こえる「チー」という声は近くにいるメジロで、その後「一筆啓上仕り候」と鳴くのがホオジロです。
また、別の日には近くで雌の姿も観察されましたが、動画の下の写真がその個体です。

 

 

ホオジロ雌2020年7月4日

 

メジロ
ホオジロの動画でも鳴き声が入っているように、先週から囀りがよく聞かれるようになってきました。
ヤマグワの実を食べに来る様子はまだ観察されていませんが、実が熟しており、そろそろと思われます。

 

キセキレイ
第2駐車場周辺と遊具広場、ちびっこ広場で見られますが頻度が落ちてきました。

 

ハクセキレイ
先週は餌を探す雄親の写真を上げましたが、今週も噴水広場付近で時々見られています。

 

カワラヒワ
観察機会は多く、まだ囀りをしている個体もいます。

 

イカル
今週も栗木デッキ近くの桜の実を食べには来ていませんでした。
鳴き声や飛ぶ姿は園内でしばしば観察されていますが、頻度は低いです。

 

モズ
「高原モズ」、今週も確かな情報はなく、モズ自体もあまり観察されていないようです。

 

キジバト
鳴き声がよく聞かれ、飛ぶ姿も見られています。

 

ツツドリ
鳴き声を聞く機会も少なくなり、日に何度か短い時間聞く程度です。
赤色型の確かな観察情報はこの1週間もありませんでした。

 

ヤマシギ
今週は確かな観察情報はありませんでした。

 

ハリオアマツバメ
時々飛ぶ姿が観察されています。

 

 

◎留鳥情報
クマゲラ
今週、7月1日、雄の巣立ち幼鳥が見られました。
下の写真の上がその雄の巣立ち幼鳥です。
また近くには別の雌の成鳥がおり、親子の可能性があります。
下の写真の下が雌の成鳥ですが、その日は雌成鳥の観察情報が朝9時と午後5時にあり、1日中園内のどこかにいた可能性があります。
ただ、以降今日までは園内での確かな観察情報はなく、声も聞かれていません。
クマゲラは行動範囲が広く、来ない時は気配もありません。
しかし、今日来ないから明日も来ないということもありません。

クマゲラ雄幼鳥2020年7月4日

 

クマゲラ雌2020年7月4日

 

オオアカゲラ
園内で雌の観察情報がありましたが、時々来ているようです。

 

アカゲラ
例年通りであればもう巣立ち幼鳥が見られる頃です。

 

コゲラ
今週も観察機会は少なかったですが、写真は7月2日に撮影したものです。

コゲラ2020年7月4日

 

ヤマゲラ
今週は確かな観察情報がありませんでした。

 

オオタカ、ハイタカ
どちらも今週は確かな観察情報はありませんでした。

 

ノスリ
今週は観察情報はありませんでした。

 

トビ
7月3日、昨日、上空を2羽で飛んでいるのが観察されました。

 

チゴハヤブサ
今週は園内での観察情報はありませんでした。

 

ゴジュウカラ
やはりまだ観察機会は少ないです。

 

ヤマガラ
園内で幼鳥が見られています。
写真は成鳥ですが、昨年のどんぐりを食べていました。

ヤマガラ2020年7月4日

 

 

ハシブトガラ
1年のうちで今がいちばん観察頻度が低い時期で、1時間歩いても見ないということがあります。

 

ヒガラ
囀りがまだ時々聞かれていますが頻度は落ちました。
地鳴きは針葉樹からよく聞こえてきます。

 

 

ヒヨドリ、ハシブトガラス、ハシボソガラス
園内でよく見られています。
ヒヨドリは幼鳥が巣立ちした可能性があり、1か所から複数の声が聞こえてくることが増えました。
ハシブトガラスは今年は園内で営巣しなかったようで、襲われたという話も聞いていません。

 

 

次回は7月11日に上げる予定です。

 

旭山でのバードウォッチング、皆様が多く見られることを願っております。

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