自然情報 – 旭山記念公園 旭山記念公園野鳥情報2020年6月27日(土曜日)

旭山記念公園野鳥情報、2020(令和2)年6月27日土曜日

 

ここ1週間の旭山記念公園と札幌市旭山都市環境林の野鳥の動きをまとめました。

 

この野鳥情報は、旭山で野鳥観察をしておられる方からご提供を受けたものも含まれています。

 

森の家は金・土・日・祝日10時から16時まで開館です。
トイレや休憩などご利用いただけますが、飲食はご遠慮ください。

 

 

◎今週のトピックス
アオバト
ここ数日はミュンヘンの森の丘にはあまり来なくなっています、まったく来ないわけではないですが。
森の家の周りを含め園内や都市環境林で鳴き声はよく聞かれ、飛んでいたりときどき高い木にとまっている姿も観察されてはいますが。
例年、ミュンヘンの森の丘に頻繁に来るのは6月中旬をまたいだ2週間程度のことで、この動きは特別なものではないですが、そろそろ目視による観察頻度は落ちてくると思われます。
鳴き声は7月中はまだ聞く機会は多いです。

 

ハクセキレイ
本日朝、展望台下の段状テラスの草地で餌をとって集める雄の姿が観察されました。
草地の端から端まで歩いて嘴いっぱいに餌をくわえ、南東方向に飛んで行きましたが、そちらに巣があるのかもしれません(住宅街の中の可能性もあります)。
ハクセキレイ自体は珍しくもなんでもないですが、旭山では噴水広場から住宅街側でしか見られません。
写真はそのハクセキレイ雄(父)です。

ハクセキレイ雄2020年6月27日

 

クロツグミ
園内でまた囀りが頻繁に聞かれるようになりました。
風の丘周辺と第1駐車場下辺りそして藻岩山登山道入り口付近でよく聞かれます。
つり橋周辺では「キュロキュロ」という地鳴きも聞こえてきます。

 

 

◎今週のシマエナガ
エナガ(亜種シマエナガ)
今週は観察情報がありませんでした。
今年は観察機会が少ないですが、この先群れになるとまた見られるようになると思われます。

 

 

◎夏鳥情報
オオルリ
今週は何度か囀りを聞いたという程度ですが、幼鳥はまだ巣立っていない可能性が高そうです。

 

キビタキ
園内数か所で囀りを聞くことができますが、それぞれの個体が囀りを休む時間が長くなってきたようで、以前ほど「いつでも」囀りが聞こえるというほどではなくなってきました。
ただ、散策している間に1、2回は必ず出くわし、森の家南側の個体も日に何度か囀りしています。
写真は第1駐車場付近で今朝撮影した雄の個体で、これは囀りをしておらず、「バチバチッ」という羽の音を立てていたので気づいたものです。

キビタキ雄2020年6月27日

 

コサメビタキ
今週は観察情報はありませんでした。

 

コルリ
都市環境林木段付近でまだ時々囀りを聞くことはありますが、少なくなってきており、今朝は聞きませんでした。

 

アカハラ
今週は鳴き声も含めた観察情報はありませんでした。

 

トラツグミ
今週は囀りを聞いたり観察したりといった情報はありませんでした。

 

ウグイス
園内少なくとも3か所で囀りがまだ聞かれています。
そのうち、ポートランドの森を中心としてときおり森の家の南側に来る個体は、「ホーホケホキョ」という感じで少し違った鳴き方をしていてすぐ分かります。
噴水広場から遊具広場に抜ける道の辺りの個体もまだまだ元気に鳴き続けています。

 

ヤブサメ
囀りを聞く機会は少なくなってきましたが、「ジュジュ」といった地鳴きはよく聞かれています。
先週幼鳥を確認しましたが、幼鳥連れで笹の中を移動しているものと思われ、声が聞こえたら待っていると笹の切れ目や笹薮の端で姿を見ることができます。

 

センダイムシクイ
「チチヨチチヨチーチー」といったこの時期だけの囀りもまだよく聞かれており、鳴き声を聞く機会は多いです。
カラ類混群にはまだ入っていないようです。

 

アオジ
今週に入ってまた囀りを聞くことが多くなってきましたが、幼鳥の巣立ち間近なのかもしれません。
写真は今朝、森の家裏の桜で囀りしていた雄の個体です。

アオジ雄2020年6月27日

 

ホオジロ
噴水広場付近で観察され、時々囀りもしていますが、展望台の上に来ることはあまりないようです。

 

メジロ
6月に入って囀りを聞くことがほとんどなかったのですが、一転して今週からまた囀りがよく聞かれるようになってきました。
こちらも幼鳥が巣立った可能性があります。
メジロは9月まで囀りしていて、この先囀りを聞くことが多くなると思われます。
また、ヤマグワの実が黒く熟してきましたが、メジロはヤマグワの実を食べによく来ます。

 

キセキレイ
第2駐車場周辺と遊具広場、ちびっこ広場で見られます。

 

カワラヒワ
今週は囀りを聞く機会は減りましたが、地鳴きしながら飛ぶ姿など目視の観察機会は多いです。

 

イカル
昨年この時期に栗木デッキ近くの桜に実を食べによく来ていましたが、今年はまだそれが観察されていません。
鳴き声や飛ぶ姿は園内でしばしば観察されています。

 

モズ
観察機会が少なくなってきており、「高原モズ」も今週は確かな情報はありませんでした。

 

キジバト
鳴き声がよく聞かれ、飛ぶ姿も見られています。

 

ツツドリ
鳴き声を聞く機会も少なくなってきましたが、まだ時々聞かれています。
赤色型の確かな観察情報はこの1週間もありませんでした。

 

ヤマシギ
今週は確かな観察情報はありませんでした。

 

ハリオアマツバメ
時々飛ぶ姿が観察されています。

 

 

◎留鳥情報
クマゲラ
昨日動画の記事を上げましたが、今朝も園内で声が聞かれていて、このところまた園内での観察機会が増えてきています。
写真は昨日、動画と同じ時に撮影した雌の個体ですが、こうして見ると、雌の後頭部の赤い部分がハート形に見えませんか?

クマゲラ雌2020年6月27日

 

 

オオアカゲラ
この1週間は確かな観察情報はありませんでした。

 

アカゲラ
時々観察され、声を聞くこともあります。
幼鳥の巣立ちはまだもう少し先になりそうです。

 

コゲラ
今週も観察機会は少なかったです。

 

ヤマゲラ
確かな観察情報がありませんでした、と先週書いた翌日21日日曜日、森の家の前に雄がひょっこりと現れました。
写真はその時のもの、森の家前のエコスタックにとまっていました。
ひょっこりと、というのは、それ以前にあの大きな鳴き声を発することもなく静かに飛んで来て、この後も移動する際に小さな声は出しましたが、大きな鳴き声を出さないままいなくなったからです。
ヤマゲラは夏の間は観察機会が少ないといつも書いていますが、このように声も出さずに「ひょっこりと」現れることはままあります。

ヤマゲラ雄2020年6月27日

 

 

オオタカ、ハイタカ
どちらも今週は確かな観察情報はありませんでした。

 

ノスリ
今週は観察情報はありませんでした。

 

トビ
今週は観察はありませんでした。

 

チゴハヤブサ
今週は園内での観察情報はありませんでした。

 

ゴジュウカラ
まだまだ観察機会は少ないです(毎年5月後半から6月はそうです)。

 

シジュウカラ、ハシブトガラ、ヤマガラ、ヒガラ
そろそろカラ類が集まって「とりのようちえん」が見られる頃です、と先週書きましたが、まだでした。
写真は今朝撮影したシジュウカラ幼鳥、黄色みがほとんどなくなってきました。
シジュウカラは「チーチー」と大きく鋭い声で鳴きながら家族単位で行動していますが、警戒心が強くてすぐに逃げます。

シジュウカラ幼鳥2020年6月27日

 

 

ヒヨドリ、ハシブトガラス、ハシボソガラス
園内でよく見られています。
ハシボソガラスは今週も森の家の周りで見る機会が多く、その個体はどうやらこの辺りを自分の行動範囲としたようです。

 

 

カワラバト(ドバト)
5月中旬以降、それまで園内ではあまり(ほとんど)見られていなかったカワラバト(ドバト)が園内でよく見られるようになっており、昨日は森の家の前に5羽で来ていました。
なぜそうなったかは不明ですが、ドバトは飛ぶ姿がアオバトと似ているため、観察の際には注意が必要です。

 

 

次回は7月4日に上げる予定です。

 

 

旭山でのバードウォッチング、皆様が多く見られることを願っております。

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