自然情報 – 旭山記念公園 旭山記念公園野鳥情報2020年6月20日(土曜日)

旭山記念公園野鳥情報、2020(令和2)年6月20日土曜日
ここ1週間の旭山記念公園と札幌市旭山都市環境林の野鳥の動きをまとめました。
この野鳥情報は、旭山で野鳥観察をしておられる方からご提供を受けたものも含まれています。

森の家は金・土・日・祝日10時から16時まで開館です。
トイレや休憩などご利用いただけますが、飲食はご遠慮ください。

◎今週のトピックス
アオバト
ミュンヘンの森の丘に来ていますが、先週ほどの頻度ではなくなりました。
朝はぼちぼち、昼間はほとんど来ず、夕方に来るという感じです。
森の家の周りでは、朝に声がよく聞かれています。
桜の実はまだ黒く熟したものは少なく、この先もアオバトはまだミュンヘンの森の丘に来ると思われます。

キビタキ
園内数か所で囀りがよく聞かれ、探せばそれほど難しくなく姿を見つけることができます。
写真1枚目は今日撮影したものです。
昨日6月19日、雄のキビタキ2羽がけんかをしていました。
1羽がもう1羽を執拗に追いかけ、時々「バチバチ」という羽の音を立て、合間に囀りもしていました。
2枚目がその時の様子、左側の個体はこちらに背中を向けています。
また今週は雌も撮影できました、3枚目です。
「ヒッヒッヒッ キュピキュピ」という地鳴き、雌雄ともに林内でよく聞かれています。

キビタキ雄2020年6月20日1

キビタキ雄2020年6月20日2

キビタキ雌2020年6月20日

 

ヤブサメ
本日、旭山都市環境林で幼鳥連れの親子が観察されました。
ヤブサメは6月下旬に幼鳥が巣立つと、7月中旬頃までは笹薮の脇で観察する機会が多くなり、そろそろその時期になってきました。

 

モズ
ちびっこ広場から噴水広場にかけての辺りで比較的よく見られます。
昨日、展望台北西側のキタコブシの木に1羽の雄の個体が来ました。
写真がそれですが、灰色がかった「高原モズ」と思われる個体です。

モズ2020年6月20日

 

オオムシクイ
今週は確認できず、6月12日が2020年の最後の日として記録します。

 

◎今週のシマエナガ
エナガ(亜種シマエナガ)
昨日午後、幼鳥連れの4、5羽の群れが森の家の前に来ました。
幼鳥を確認したのは今年初めてです。
5月中旬以降はシマエナガ自体を見る機会がごく少なかったですが、幼鳥が巣立ったのであれば、この先は観察機会が増えると思われます。

 

◎夏鳥情報
オオルリ
本日朝、第1駐車場下の森から雄の囀りが聞こえてきました。
このところ囀りを聞く機会が少なく、久しぶりでした。
オオルリは幼鳥が巣立つ頃に囀りを聞く機会がまた少し増えます。今週もまだ姿が見られる機会は少なかったです。
幼鳥が巣立つ頃はもう少し先になりそうですが、その頃には今よりは少し見られる機会が多くなります。

コサメビタキ
今週は観察情報はありませんでした。

コルリ
都市環境林木段付近で今朝も囀りしていましたが、聞く機会も少なくなってきました。

クロツグミ
2週間前と比べると囀りを聞く機会が増えています。
つり橋付近と第1駐車場下の森、そして都市環境林で囀りを聞く機会が比較的多いです。
幼鳥はまだ確認されていません。

アカハラ
今週は鳴き声も含めた観察情報はありませんでした。

トラツグミ
今週は昨日と6月15日に、藻岩山登山道入り口付近から朝に囀りが聞こえてきましたが、曇りや雨の日が多かったことが関係していると思われます。
姿の目視観察情報はありませんでした。

ウグイス
噴水広場から遊具広場に抜ける道沿いでいつも鳴いており、人が通ると「ケキョケキョケキョ」と「鶯の谷渡り」が聞こえてくることもよくあります。
鳴き声を追ってよく目を凝らせば姿も見られます。

センダイムシクイ
囀りがよく聞かれていますが、そろそろ幼鳥が巣立つ頃です。
センダイムシクイは幼鳥が巣立つとカラ類と一緒に行動することが多くなります。

アオジ
囀りを聞くことはほとんどなくなりましたが、姿はしばしば見られています。

ホオジロ
噴水広場付近で観察されています。

メジロ
囀りはこの1週間ほとんど聞かれておらず、姿もあまり見られず、時々「キュキュキュ」という地鳴きが聞こえてきます。

キセキレイ
第2駐車場周辺と遊具広場、ちびっこ広場で見られます。

カワラヒワ
今週は囀りを聞く機会や観察機会が先週より多くなり、またよく見られるようになりました。

キジバト
鳴き声がよく聞かれ、飛ぶ姿も見られています。

ツツドリ
鳴き声はよく聞かれ、時々近くで鳴いています。
赤色型の確かな観察情報はこの1週間もありませんでした。

ヤマシギ
今週は確かな観察情報はありませんでした。

ハリオアマツバメ
時々飛ぶ姿が観察されています。
写真は6月15日に撮影、森の家上空を時折低く飛んでいましたが、この後天気が悪くなりました。

ハリオアマツバメ2020年6月20日

 

 

◎留鳥情報
クマゲラ
今週は園内での観察情報はありませんでした。

オオアカゲラ
この1週間は雄と雌が別の機会に園内で観察されました。
オオアカゲラがこの時期に園内で観察されることは今までは少なかったのですが、今年は近くで繁殖しているのかもしれません。

アカゲラ
時々観察され、声を聞くこともあります。
幼鳥の巣立ちはもう少し先になりそうです。
写真は今週撮影したもので、よく見ると舌が長く出ています。

アカゲラ2020年6月20日

 

コゲラ
今週も観察機会は少なかったです。

ヤマゲラ
今週は確かな観察情報がありませんでした。
幼鳥が巣立つまでは見る機会は少なくなるものと思われます。

オオタカ、ハイタカ
どちらも今週は確かな観察情報はありませんでした。

ノスリ
今週は観察情報はありませんでした。

トビ
今週も一度だけ観察されましたが、高い空を飛んでいました。

チゴハヤブサ
今週は園内で飛んでいる姿が観察されました。

ゴジュウカラ
今週は先週に比べると観察される機会が増えてきました。

シジュウカラ、ハシブトガラ、ヤマガラ
いずれも今週、幼鳥を今年初めて確認しました。
そろそろカラ類が集まって「とりのようちえん」が見られる頃です。
写真はハシブトガラで、この個体は成鳥と思われます。

ハシブトガラ2020年6月20日

ヒガラ
園内で見られており、他のカラ類よりは囀りを聞く機会が多いですが、幼鳥は今のところまだ確認していません。

ハクセキレイ
噴水広場付近で時々見られますが、頻度は低いです。

ヒヨドリ、ハシブトガラス、ハシボソガラス
園内でよく見られています。
ハシボソガラスは今週も森の家の周りで見る機会が多かったです。

 

 

エゾハルゼミの鳴き声がどうやらピークを過ぎたようで、まだまだ多いですが、先週よりは鳴き声の音圧が低くなってきたように感じられます。

 

 

次回は6月27日に上げる予定です。

 

旭山でのバードウォッチング、皆様が多く見られることを願っております。

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