自然情報 – 旭山記念公園 旭山記念公園野鳥情報2020年3月8日(日曜日)

旭山記念公園野鳥情報、2020(令和2)年3月8日日曜日。

ここ1週間の旭山記念公園と札幌市旭山都市環境林の野鳥の動きをまとめました。
この野鳥情報は、旭山で野鳥観察をしておられる方からご提供を受けたものも含まれています。

コロナウィルス感染症拡大防止対策として、森の家も閉館となっておりますが(金土日のトイレ利用は可)、野鳥のようすについては、継続的な情報として今後も記事を上げさせていただきます。

この1週間は鳥の動きがおとなしかったです。

 

 

今週のトピックス

オジロワシ
3月3日13時半頃、オジロワシ1羽がちびっこ広場上空で観察されました。
目視でオジロワシと分かるほどの低さで滑翔する姿を発見、少しずつ高度を上げながら東へ流れて見えなくなりました。
雌雄不明ですが成鳥のきれいな個体でした。
オジロワシは旭山でも冬の間何度か観察され、今年もこれで分かっているだけで4回目になります。

 

オオタカ
本日3月8日10時前、園内上空にオオタカが現れました。
記念樹の森の上空目視できる高さにいるのを発見。少しずつ高度を上げ北西へ流れて見えなくなりました。
オオタカはこの冬、9時半以降に森の家周辺での観察例が多く、もしずっと観察していれば毎日1度は見られるのではないかと思われます。

遠いですが、撮影できました。

オオタカ2020年3月8日

 

イスカ
上空高く飛ぶイスカをほぼ毎日観察していますが、時々、木の高い位置に降りてくることがあるようです。

ヤマゲラ
昨日3月7日9時過ぎ、森の家北西側で同時に3羽を確認しました。
1羽は雄で、「ピョッピョッピョッ」という鳴き声の後にドラミングという行動を何度か繰り返していましたが、それに対してそことは別の違う2方向から交互に「ピョッピョッピョッ」という声が聞こえてきて、3羽と判断しました。
その2羽は雌が呼応しているものと考えられます。
ただ、道から外れた林の中で、姿は見えませんでした。
ヤマゲラは今朝も登山道入り口付近から朝7時頃に鳴き声が聞こえ、他、園内で声を聞くことが多く、時々近くで観察できます。

 

今週のシマエナガ

エナガ(亜種シマエナガ)
先週、2月25日以降に群れで見たという観察情報がないと書きましたが、今週も群れの観察情報はなく、完全につがいでの行動が主になってきたようです。
今週は観察情報そのものが少なく、森の家近くのカラマツ林にももうほとんど来なくなりました。
また、イタヤカエデの樹液にも寄ってきていません。
ただ、昨年は、群れではなくつがいでの行動に移った後しばらくの4月上旬くらいまでは、シマエナガ自体に遭う回数は減っておらずむしろ増えていた印象ですが、今年は森の家周辺やつり橋などで遭う回数も激減しています。
営巣しようとしている場所が森の家から遠い場所にあるのかもしれません。
この先の動きをさらに注視してゆきます。

冬の鳥情報

ヒレンジャク、キレンジャク
この1週間も観察情報がありませんでした。

ツグミ
先週、森の家の玄関先に来る個体の写真を上げましたが、それが来なくなり、園内でも見ることが少なくなってきました。
ツグミは厳冬期に数が減り、春先に増えますが、今年は積雪が遅く、その流れが少し後ろにずれたのかもしれません。
ツグミは当たり前にいるものと思っていたので、見られないのは寂しいです。

ウソ
ほぼ毎日園内で声を聞いており、昨日、雄2雌3羽の群れがトイレ近くの桜の芽を食べに低く降りていたという観察情報がありました。
ウソは旭山では例年5月に入る頃まで見られますが、今年はどうでしょうか。

シメ
園内で声を聞いたり姿を見たりですが、先週より頻度が落ちてきています。

ベニヒワ
3月6日金曜日、15~20羽ほどの群れが西側の山を飛んでいるのが観察されましたが、園内近くでの観察情報はありません。

マヒワ
先週は森の家の周りで見る機会が多くなったと書きましたが、ここ2、3日は見られる頻度が落ちました。
マヒワは例年5月上旬まで見られますが、この動きが一時的なものかそれともこのまま減るかは、まだ分かりません。

カワラヒワ
学びの森周辺で囀りを聞いたり姿を見たりといったことが増えてきました。

キクイタダキ
今週もミュンヘンの森や風の丘近く、つり橋周辺などで観察されています。

キバシリ
今週も囀りは聞かれましたが、以前ほど近くで見られる機会は少なくなってきました。

ミソサザイ
時々観察されています。

留鳥情報

クマゲラ
今週は園内での観察情報は少なく、3月3日16時頃にちびっこ広場付近で鳴き声が聞かれた以外はほとんど情報はありませんでした。
また、藻岩山平和の塔付近からドラミングが聞こえてきた日もありましたが、藻岩山からは声は日に何度か聞こえてきています。
ただ、この先また園内で見られることもあるかと思います。

オオアカゲラ
今週も雌の個体が園内でほぼ毎日見られています。
写真は昨日撮影したものです。
オオアカゲラ雌2020年3月8日

アカゲラ
園内でよく見られており、繁殖のためのドラミングも時々聞こえてきます。
そして今朝は春先恒例、雄同士がけんかする「キャッキャッキャッ」という声も聞こえ、ドラミングも聞こえたりと、繁殖シーズンに本格的に入ったもようです。

コゲラ
園内でよく見られています。

ハイタカ
ハイタカも観察がありました。

ノスリ
園内での観察情報はありましたが、高い位置を飛んでいたとのことです。

ハヤブサ
今週も観察情報はありませんでした。

ハクセキレイ
今週も観察情報はありませんでした。

シジュウカラ、ハシブトガラ、ヤマガラ、ヒガラ、ゴジュウカラ、
園内でよく見られています。
ただ、カラ類も混群での行動から種ごとの行動に移っており、近くにいても一緒には行動していないということが多くなってきました。
違う種の囀りの競い合いも聞かれます。
写真はシジュウカラ雌です。

シジュウカラ雌2020年3月8日

 

ヒヨドリ、ハシブトガラス、ハシボソガラス
園内でよく見られています。
写真は今朝のハシブトガラスですが・・・

ハシブトガラス2020年3月8日

放置されていたと思われる紙コップをつついていました。

旭山記念公園にはごみ箱が設置されていません。
ごみはどうか皆様各自お持ち帰りの上処分していただくよう、心よりお願い申し上げます。

 

キタコブシ
森の家の前に高さ10mほどのまだ若いキタコブシの木があります。
3年ほど前から花が咲くようになりましたが、この春も花を咲かせてくれそうです。
下の写真、赤丸で囲った綿帽子のような大きな冬芽が花芽、青丸の小さい冬芽が花が咲かない葉芽ですが、赤丸以外にも花芽がたくさんついているのがお分かりになるかと思います。
キタコブシが咲くまであとひと月ちょっと、楽しみですね。

キタコブシ2020年3月8日

 

 

次回は3月14日に上げる予定です。

旭山でのバードウォッチング、皆様が多く見られることを願っております。

« »