自然情報 – 旭山記念公園 旭山記念公園野鳥情報2020年2月8日(土曜日)

旭山記念公園野鳥情報、2020(令和2)年2月8日土曜日。
ここ1週間の旭山記念公園と札幌市旭山都市環境林の野鳥の動きをまとめました。
この野鳥情報は、旭山で野鳥観察をしておられる方からご提供を受けたものも含まれています。

 

本日の野鳥観察会

本日2月8日8時より、野鳥観察会を行いました。

17名の方にご参加いただきました、ありがとうございます。

本日、観察会の間に確認された野鳥は以下の14種です(順不動)

ハシブトガラス、シメ、キバシリ、エナガ(亜種シマエナガ)、ゴジュウカラ、

シジュウカラ、ハシブトガラ、ヤマガラ、ヒガラ、ツグミ、

ヒヨドリ、オオアカゲラ、アカゲラ、コゲラ

 

シマエナガは観察会開始前7時40分過ぎから「ミュンヘンの森」付近のカラマツに現れ、一度目を切りましたが、観察会開始後8時20分頃までカラマツ林とその周りで見られました。

キバシリが掲示板横のプンゲンストウヒで採餌しており、木を少しずつ登る姿が肉眼でもはっきり観察できました。

オオアカゲラは開始前にミュンヘンの森に、アカゲラは観察会の間にポートランドの森で見られました。

コゲラは姿を近くで見る機会はなかったですが、途中頻繁に声を聞き、遠巻きに眺めることはできました。

囀りをしていた鳥は、ヤマガラ、ヒガラ、ゴジュウカラで、ハシブトガラとシジュウカラは時間内には囀りは聞こえてきませんでした。

クマゲラ、ヤマゲラ、キクイタダキ、ウソは声も姿も観察できませんでした。

ヒレンジャク、キレンジャクは先日の寒波で南に移動した可能性が高そうで、昨日から声も姿も園内では観察していません。

今日は観察会の間は快晴で、気温程寒くは感じませんでした。

次回の野鳥観察会は、3月14日(土曜日)8時からです。

 

 

シマエナガ2020年2月8日1

 

今週のシマエナガ
エナガ(亜種シマエナガ)
この1週間もカラマツ林で毎日のように見られており、カラマツ林に出た場合、ゆっくりと移動しながら採餌するため比較的長く観察できます。
今朝は7時45分頃、野鳥観察会前にミュンヘンの森付近のカラマツに現れ、少しずつ西に移動しいつものカラマツ林に吸い込まれてゆきました。

昨日は8時20分頃、栗の木デッキ方面から現れて南に移動し、ミュンヘンの森の法面に生えた実生の低いカラマツで10分以上採餌した後、西に向きを変えていつものカラマツ林に入りました。

ミュンヘンの森の実生カラマツは背が低く、斜面に生えているため、斜面上側からだといいアングルで写真が撮れました(上の写真)。

2月5日は日の出後の7時5分頃、森の家南側の斜面に現れ、森の家西側からいつものカラマツ林に入り、7時20分頃に比較的低い位置に来て15分ほど採餌しているところをじっくりと観察できました。

今週もカラマツ林でよく見られています。

ところで、カラマツの木でカラマツにいる虫を食べていると話していましたが、虫ではなくカラマツそのものの冬芽を食べているようでした。

2月5日に撮影した写真のうち嘴に何かついていたり何かをついばんだ瞬間を撮れたものが幾つかありましたが、虫(かその断片)らしきものが写った写真は1枚もなく、あるのはカラマツの冬芽の断片ばかりでした。

園内に実生の低いカラマツや低い位置に枝が出ているカラマツがありますが、その木をチェックしておくと、低い位置に食べに来るかもしれません(ただし低い位置だと人への警戒心が強くなって寄り付かない可能性がありますが)。

下の写真はカラマツを食べている様子をトリミングしたもので、口の中にカラマツの芽の殻のようなものが見え、嘴の横の白い羽の上に殻が落ちているのが見えます。

シマエナガ2020年2月8日2

そして、園内イタヤカエデの樹液はまだ本格的には出ていない模様で、樹液を飲みに来たという観察情報はあるにはありますが(木により違いがある)、樹液に集まるのはもう少し先になりそうです。

ただ、来週は気温が高くなるので、もう来週末にはイタヤカエデに来ているかもしれません。

 

 

 

今週のトピックス

シロハラ

2月7日、シロハラが園内で観察されました。

ポートランドの森付近でツグミ3羽と一緒に行動していました。

下の写真がそれ、トリミングしたものですが、「眉斑がない」「脇がオレンジ色ではない」「尾羽の先の端が白い」という特徴がこの写真でも分かります。

シロハラは旭山では4月下旬から5月に1週間、10月下旬から11月に10日ほど見られますが、2月に旭山で観察されたのは初めてです。

今日は観察会の間には出ませんでしたが、まだいるかどうかは不明です。

シロハラ2020年2月8日

 

 

ミヤマホオジロ

2月4日火曜日に園内での観察情報がありましたが、その後寒波と大雪が来てからは観察情報はありません。

 

 

モズ

先々週、1月23日に園内でモズ雌を見たという観察情報がありましたが、さらに1別の方からも情報があり、どちらもモズ雌と分かる写真を撮影しておられました。

まだいるかどうかはなんともいえません。

 

 

ヒレンジャク、キレンジャク

2月4日までは園内でどちらも観察されていましたが、2月7日そして今日8日と、観察情報はありませんでした。

寒波と大雪で南に移動した可能性が高そうですが、ただ、まだ2日だけなので何とも言えず、見られるかもしれません。

 

 

冬の鳥情報
ツグミ
数羽が園内でよく見られ、「キュキューッ」という声も聞く機会が多いです。

ところで本日、ツグミの死体があったと観察会に参加された方から情報がありました。

寒波で残念ながら死んでしまったものと思われますが、鳥は時々そういうことがあります。

 

ウソ
今日は観察会では出ませんでしたが、ほぼ毎日園内で声を聞き、時々近くで観察できます。

 

シメ

園内で数羽がよく見られ、時々低い位置に降りてくることがあります。

 

ベニヒワ
今週は観察情報はありませんでした。

 

イスカ
こちらも今週は観察情報がありませんでした。

 

マヒワ
数羽で鳴きながら飛んだりシラカンバやカラマツで採餌する姿が時々見られますが、低い位置にはあまり降りてこないです。

 

カワラヒワ
今週は観察情報はありませんでした。

 

キバシリ
観察会でも間近で見られましたが、今週も多く見られており、時々さえずりも聞くことができます。

 

キクイタダキ
今週も観察情報は少ない、というよりほぼなかったです。

 

ミソサザイ

今週は時々声が聞かれた程度で、まったくいないわけではないけれどあまり見られないといったところです。

 

留鳥情報

クマゲラ

園内でも時々近くで見られていますが、今週は先週までほどの頻度ではありませんでした。

 

オオアカゲラ
今週も雌の個体が園内でほぼ毎日見られています。
写真は今朝撮影したものです。

 

アカゲラ
園内でよく見られていますが、2月2日より、繁殖のための雄のドラミングが聞かれるようになりました。

これは、餌を取るのに穴を掘るのとは違い、枯れ木や枯れた部分をつついていい音を響かせ、雌の気を引こうというものです。

この先しばらくはアカゲラのドラミングを聞くことが多くなります。

 

コゲラ
園内でよく見られています。

写真は昨日撮影したものです。

コゲラ2020年2月8日

 

ヤマゲラ
本日の観察会では出ませんでしたが、「ピョッピョッピョッ」という大きな声を日に何度か聞き、時々園内の近い位置で観察されています。

オオタカ
今週も上空を飛ぶ姿が観察されました。

 

ハイタカ
本日正午前、1羽が観察されました。

展望台でハシボソガラスの声がするので見ると、展望台の松からハイタカが飛び出し、トイレ近くの大きなポプラに一度止まりました。

1、2分ほどしてハイタカはポプラからまた飛び、廃屋方面に向かって飛んで行きましたが、展望台から見ていて廃屋周辺の松の辺りで見えなくなりました。

写真は、枝の陰で不鮮明ですが、ポプラにいるところを撮影したものです。

ハイタカ2020年2月8日

 

ノスリ
園内で時折観察されています。

 

ハヤブサ
今週は観察情報はありませんでした。

 

ハクセキレイ
今週も観察情報はありませんでした。

 

シジュウカラ、ハシブトガラ、ヤマガラ、ヒガラ、ゴジュウカラ、
園内でよく見られています。
いずれもさえずりを聞く機会が増えてきました。

ヒヨドリ
今日の観察会では珍しく2、3回出ただけで静かでした。

ハシブトガラス、ハシボソガラス
園内でよく見られています。
ハシボソガラスは最近、第2駐車場周辺で鳴き声をよく聞きます(以前はそれほどではありませんでした)。

 

 

 

次回は2月15日に上げる予定です。

旭山でのバードウォッチング、皆様が多く見られることを願っております。

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