自然情報 – 旭山記念公園 旭山記念公園野鳥情報2020年2月1日(土曜日)

旭山記念公園野鳥情報、2020(令和2)年2月1日土曜日。
ここ1週間の旭山記念公園と札幌市旭山都市環境林の野鳥の動きをまとめました。
この野鳥情報は、旭山で野鳥観察をしておられる方からご提供を受けたものも含まれています。

今週のトピックス

クマゲラ

この1週間も観察情報が多くありました。

写真は、1月27日撮影、ヤマブドウの実を食べる雄の個体です。

クマゲラ2020年2月1日

 

カシラダカ

本日2月1日、カシラダカが園内で観察されました。

高木が生えていない法面で草本の種子を食べていました。

近くにシジュウカラが2羽いましたが、その辺りにいる間は一緒に行動しているようにも見えました。

カシラダカ、旭山では例年、春と秋にそれぞれ1~3日、少数が通過で見られるだけで、この時期に観察されたのは初めてです(過去に1度1月1日の観察例あり)。

写真は本日撮影したそのカシラダカです。

カシラダカ2020年2月1日

 

ギンザンマシコ

同じく本日2月1日、ギンザンマシコ1羽が観察されました。

風の丘付近のカラマツのてっぺん付近で、「ヒーヒョロヒリ」と鳴く雄の姿を確認、すぐに飛んで逃げました。

ギンザンマシコは1月にも園内で雄1羽を観察したとの情報もありましたが、時々旭山にも来ているようです。

 

キレンジャク
1月27日、旭山記念公園近くの道路の電線に、キレンジャク30羽からそれ以上がとまっていました。

すぐに群れをなして飛び去りましたが、辺りでは先月から目撃情報が相次いでいます。

キレンジャクは今日も園内で確認、暖冬で南に渡る個体が少ないせいか、今年は長く滞在しています。

 

 

ヒレンジャク

こちらも例年より長く滞在、今日も園内で観察されました。

いつまで見られるか、動向に注目しています。

今週のシマエナガ
エナガ(亜種シマエナガ)
この1週間もカラマツ林で毎日のように見られており、カラマツ林に出た場合、ゆっくりと移動しながら採餌するため比較的長く観察できます。
今朝は7時30分頃、第2駐車場入り口付近の通称「ヘアピンカーブ」の辺りで最初に声を聞き、森の家南側の斜面まで上がり、森の家西側を通り抜けていつものカラマツ林に達し、そこで15分ほど採餌していました。

ただ、昨日1月31日は昼頃までカラマツ林や森の家の周りでは観察されず、日によって動き方が大きく違い、何時にどこで確実に見られる、というものはありません、念のため。

 

冬の鳥情報
ツグミ
数羽が園内でよく見られ、「キュキューッ」という声も聞く機会が多いです。

ウソ
声は日に何度も聞きますが遠いことが多く、近くで観察できることは少ないですが、確実にいます。

ベニヒワ
今週は観察情報はありませんでした。。

イスカ
こちらも今週は観察情報がありませんでした。

マヒワ
数羽で鳴きながら飛んだりシラカンバやカラマツで採餌する姿が時々見られますが、低い位置にはあまり降りてこないです。

カワラヒワ
本日、噴水広場付近で1羽の声を聞き、越冬個体が旭山にも時々来ているようです。

キバシリ
今週も多くみられています。

写真は1月27日7時過ぎに園内で撮影したものです。

キバシリ2020年2月1日

キクイタダキ
今週も観察情報は少なかったです。

ミソサザイ
先週、観察情報も少なくなってきたと書きましたが、この1週間は声を聞くこともなく姿も見られず、どこかへ移動した可能性が高いです。

ただ、ミソサザイは例年、3月下旬から4月に再び見られるようになります。

留鳥情報
オオアカゲラ
今週も雌の個体が園内でほぼ毎日見られています。

写真は今朝撮影したものです。

オオアカゲラ雌2020年2月1日

アカゲラ
園内でよく見られていますが、今朝はヌルデの実を食べていました。

ヌルデの実には塩分が含まれており、冬の間の鳥たちの貴重な食糧で、今朝も横でツグミが実を食べようと待っていました。

ヌルデの実は昨秋は豊作、今冬は園内各所で見られますが、チェックしていると実を食べに来た鳥を観察・撮影することができます(人通りが多くて低い位置のものは可能性低そうですが)。

写真は今朝撮影したそのアカゲラです。

アカゲラ2020年2月1日

コゲラ
園内でよく見られています。

ヤマゲラ
「ピョッピョッピョッ」という大きな声を日に何度か聞き、時々園内の近い位置で観察されています。

オオタカ

今週も上空を飛ぶ姿が観察されました。

ハイタカ

今週も観察はされましたが、先週まで程の頻度ではなくなってきました。

ノスリ
園内で時折観察されています。

ハヤブサ
今週は観察情報はありませんでした。

ハクセキレイ
1月に入ってから園内での観察情報はありません。

シジュウカラ、ハシブトガラ、ヤマガラ、ヒガラ、ゴジュウカラ、
園内でよく見られています。
いずれもさえずりを聞く機会が増えてきました。

 

ヒヨドリ

今朝8羽の群れで飛んでいるのが観察されました。

2~4羽で見ることが多いですが、今朝は群れでした。

一方で、2羽で行動する姿も観察されており、8羽の群れはいつも旭山にいるのとは別の可能性があります。

写真は2羽のうちの1羽、今朝撮影したものです。

ヒヨドリ2020年2月1日

 

 

ハシブトガラス、ハシボソガラス
園内でよく見られています。

 

 

1月の日の出前後の様子

1月は日の出前から観察することが多かったのですが、今回はその様子をさらりとレポートします。

1月は日の出が7時台から6時台に移り、今朝の日の出は6時50分でしたが、鳥の動き出しも、日の出時刻に合わせて少しずつ早くなっています。

ヒヨドリ、ツグミ、ハシブトガラスは日の出前から鳴いています。

日の出とともに多くの鳥が動き出します。

ウソは、西側の尾根からまず声が聞こえ、だいたい時計回りに移動し、日によっては朝のうちに園内の低い位置に来、昼間も時々見られています。

マヒワも日の出直後に園内上空を飛んでいますが、マヒワは今年は少ないようで、朝以外はあまり見ることがありません。

イスカとベニヒワも日の出直後に上空を飛んでいましたが、ここ数日は確認していません。

シメも日の出10分以内くらいに数羽の群れが飛んで行きます。

ミソサザイも1月20日頃までは日の出とともに森の家の裏でほぼ毎日鳴いて動き始めていましたが、今週はそれはなく、先述のように終日園内では観察されなくなりました。

キレンジャク30~50羽の群れが、日の出直後に西側の山から群れで街の方に飛んで行くのが見られます。

ヒレンジャクは街にはゆかず旭山近辺に滞在しており、たいていキレンジャクの群れより後に10羽前後で森の家近くに飛んできます。

シマエナガは日によって動きがまちまちで、1月27日は6時55分、日の出直後にカラマツ林に現れましたが、1月29日は7時半にカラマツ林に現れていつものように長めに採餌していました。

クマゲラは日の出から15分後くらいまでの間に最初の「キョーン」という鳴き声が聞こえ、続いて「プルプルプル」という飛ぶ時の鳴き声が聞こえ、近くに来た場合は鳴きながら飛ぶ姿も見られます。近くで鳴き声がやんだ場合は、その付近に行けば見つけられることもあります。

ヤマゲラは日の出直後に藻岩山登山道南側の決まった場所から「ピョッピョッピョッ」という声が聞こえてきますが、昨日はそれに反応してもう1羽の鳴き声が住宅街の方から聞こえてきました。鳴き声のタイミングと距離から見て別個体であるのは間違いないですが、雄と雌が鳴き交わしているのかもしれません。

オオアカゲラとアカゲラは日の出直後に声が聞こえる日もあればそうではない日もありますが、日の出1時間以内には、近くであればどこかから声が聞こえてきて、いるのが分かります。

ハシブトガラは1月下旬から登山道入り口付近で、ほぼ日の出時刻ちょうどに囀りを始めるようになりました。

他のカラ類も、日の出直後から動き出しますが、ゴジュウカラ、キバシリ、コゲラも一緒にいることが多いです。

猛禽類は朝早いうちにはあまり動かないですが、それでも先週まではハイタカが7時台に何度か出ていました。

ざっとまとめるとこんなところですが、日の出直後は鳥たちがいっせいに動くので、観察にはいい時間です。

旭山記念公園の駐車場開門時間は6時ですが、この先しばらく、日の出が6時10分くらいまでの間は観察もしやすいと思います。

次回は2月8日に上げる予定です。
旭山でのバードウォッチング、皆様が多く見られることを願っております。

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