イコログ 褒美の時間

今日はずっとやりたかった花木の剪定をやらせてもらいました。毎年、この時期、契約先の冬囲いと、イコロの雪までに絶対やらなきゃいけないことをなんとか終わらせると、本格的な雪までの間、いつも気になってるけど出来なかったことをやれる贅沢な時間がやってきます。ちょっとゆったりした気持ちで作業に入ると、いろんなことに気がつくし、アイデアもわくし、大変貴重です。シーズン終わりのちょっとした褒美のような時間です。

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これまで、いろんな場所で、様々な経験ある方たちに教えてもらってきましたが、圧倒的に経験が足りてないと思うことの一つが剪定です。いろんな方の考え方や方法、本で読んだメソッドなど、頭に何となく入っているものの、自分でプランを立ててやる剪定は、数をこなさないと難しいなと感じます。

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越年枝に咲くもの、当年枝に咲くもの、形を整える剪定、間引く剪定、本来の剪定適期などなど。

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いろんな方の声を思い出します。「とにかくよく観察すること」「いろんな角度から見ること」「頭がつかれたらちょっと休むこと」「のめり込みすぎないこと」「えんぴつ・わりばし・やきとり」「科学的に」などなど。

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目の前の樹木にはどの方法をつかうのがいいのか考えてやりますが、今日やっていて、改めてわかった、剪定な重要なコツは「こころを強く持つこと」ですね。やってるうちに、不安になってなんとなく戦略が変わってしまいます。だからぶつぶつ唱えながらやるのかなあ。。。

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とにかく、園芸は結果が出るのが何でも先。それを考えながらの作業は醍醐味でもありますが、「経験」に焦点をあてると不利ですね。料理だったら毎日トライアンドエラーが出来るのに、園芸はだいたい年一回。なるべく多くの種類と数の剪定をして、来年どうなるか観察したいと思います。本や先輩がたから教わった方法をもとに、限られた条件の管理体制、この場所、気候、コンセプトにあった最適な方法をみつけたいですね。この木にこんな時間をかけて意味あるのか、とかね。。。

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Rubus phoenicolasius

エビガライチゴはJapanese wineberryとも呼ばれますが、好みのカラーウィンターステムの一つです。赤い茎にある細かいとげに霜がついて朝陽に照らされる瞬間は最高です。アーチ状に噴水のように広がる樹形も良いです。地面に枝が触れるとそこで発根して、どんどん増えるので管理は必要ですが、丈夫で育てやすく、法面などにもよいと思っています。ラズベリーのような実もなります。売れると思って、ここから掘ったモノをナーサリーで販売してみましたが、全く売れませんでした。残念。

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