自然情報 – 旭山記念公園 旭山記念公園野鳥情報2019年9月28日(土曜日)

毎週アップしている旭山記念公園野鳥情報です。

2019年9月28日土曜日、ここ1週間の旭山記念公園と札幌市旭山都市環境林の野鳥の動きをまとめました。

この野鳥情報は、旭山で野鳥観察をしておられる方からご提供を受けたものも含まれています。

 

 

今週のトピックス

アカハラ、クロツグミ

昨日9月27日金曜日、旭山記念公園内でアカハラが数羽観察されました。

記念樹の森付近の木の高い位置から、「シュー」という声やぐぜりのような「ピチュピチュ」といった声が辺り一帯から聞こえ、時々低い位置に降りてきた個体を見るとアカハラでした。

目視できた4羽はすべてアカハラでしたが、声の響き具合から推定すると10羽から20羽ほどその辺りにいたと感じられました。

アカハラとクロツグミは毎年10月上旬から中旬に南に渡っていなくなりますが、その前に旭山では両種合わせてたくさん集まります。

昨日のアカハラもその過程だった可能性があります。

クロツグミも昨日は近くに数羽、そして今日は双子沢川で「シー」「キュロキュロ」という声が聞こえ、2羽を目視観察しました。

どちらも来週か再来週にいなくなると予想されます。

 

 

エゾビタキ

昨日エゾビタキを園内で観察しました。

エゾビタキは例年旭山に秋に1、2日現れるかまったく現れないかでしたが、今年は9月19日から1週間以上滞在していることになります。

 

 

 

今週のシマエナガ

エナガ(亜種シマエナガ)

今週も森の家の周りに1日1回は来ています。

時間はまちまちですが、8時から10時の間に多い傾向があります。

お昼や午後に来ることもあります。

つり橋付近にも来ることがあります。

少ないと3~5羽、10羽以上のときもあります。

「ツーツーツー」と甲高い声が呼応するように複数箇所やや遠くから聞こえたら、それはシマエナガの声です。

「ジュルッ」というおなじみの声は、その後、もっと近くに来た時に出します。

 

 

 

夏鳥情報

オオルリ

今週は観察情報がありませんでした。

オオルリは南に渡っていなくなった可能性がありますが、もう1週間様子を見ます

 

キビタキ

昨日まだ観察されましたが、今日は今のところ未確認。

キビタキがいなくなるのは例年10月に入ってから、まだ少し見られる可能性があります。

 

コサメビタキ

本日観察されましたが、キビタキ同様、10月に入る頃までまだ見られる可能性があります。

 

サメビタキ

今週、大雨の後は観察情報がありません。

サメビタキは不定期に現れるため、この先はなんとも言えません。

 

アオジ

園内でまだ比較的よく見られます。

栗の木デッキ周辺からつり橋にかけてと森の家周辺に出ることが多いです。

 

ホオジロ

今週は観察情報がありませんでした。

結局、今年はあまり見られないまま終わりそうです。

 

カワラヒワ

園内で比較的よく見られています。

上空を「キリコロキリ」と鳴きながら飛んでいます。

 

イカル

日に何度か森の家上空を1羽か2羽で「キッ キッ」と鳴きながら飛んでいて、ときどき園内の木に降りてきます。

 

ウグイス

今週は確かな観察情報がなかったですが、例年10月いっぱいくらいまで見られ、10月に入ってからむしろよく見られます。

 

ヤブサメ

本日、まだ園内にいることを確認しましたが、ヤブサメはもうそろそろ南に渡っていなくなります。

 

メジロ

今の時期いちばんよく出会う野鳥がメジロ(かシジュウカラ)、今日も数羽で木から木へ飛び回っていました。

メジロは10月中旬頃まで見られると思われます。

 

キセキレイ

園内でまだ時々見られます。

キセキレイは例年10月中にいなくなります。

 

モズ

今週も情報がありませんでした。

 

アオバト

この1週間も観察情報なし、これで2週連続観察情報なしです。

旭山からはもういなくなった可能性が高そうです。

 

キジバト

鳴き声はあまり聞かれなくなりましたが、時々、園内で飛んだり地面で採餌したりする姿が観察されます。

 

ツツドリ

今週も観察記録がなく、結局今年の秋は確かな観察情報がありませんでした。

まったく情報がなかった年は初めてです。

 

ハリオアマツバメ、アマツバメ

今週は観察情報がありませんでした。

 

 

 

留鳥・冬の鳥情報

クマゲラ

今週も旭山には来ない行動パターンのようで、藻岩山からは毎日声は聞こえるものの、遠い声がほとんどでした。

一度だけ、園内から円山方向に飛んで行く姿を観察したという情報がありました。

 

オオアカゲラ

旭山都市環境林で今朝、雌の個体が観察されました。

今週は他にも都市環境林での観察情報はありましたが、園内にはまだあまり来ていないようです。

写真は今朝のその個体です。

オオアカゲラ♀2019年9月28日

 

アカゲラ

園内でよく見られています。

写真は昨日撮影した♀の個体です。

アカゲラ♀2019年9月28日

 

コゲラ

観察機会は多いです。

 

ヤマゲラ

昨日また藻岩山登山道入口方向やや遠くから「ピョッピョッピョッピョッ」声が聞こえてきました。

姿を見たという情報は少ないですが、これから増えてゆくものと思われます。

 

キバシリ

先週この秋初めて確認後、主にカラマツ林で時々見られています。

 

ハクセキレイ

噴水広場周辺で時々見られます。

 

キクイタダキ

今週は観察情報がありませんでした。

 

オオタカ、ハイタカ

今週はどちらも観察情報はありませんでした。

 

ハヤブサ

今週は観察情報はありませんでした。

 

ノスリ

今週も観察情報はありませんでした。

 

シジュウカラ、ハシブトガラ、ヤマガラ、ヒガラ、ゴジュウカラ

カラ類も見られる機会は多いです。

写真はゴジュウカラです。

ゴジュウカラ2019年9月28日

 

 

ハシブトガラス、ハシボソガラス、ヒヨドリ、スズメ

よく見られます。

 

 

 

昆虫の話を2題。

 

メノコツチハンミョウ

メノコツチハンミョウ2019年9月28日

毎年秋に現れる、地面を歩く青光りした昆虫、名前はメノコツチハンミョウ。

駐車場の脇や階段、広場、林縁など開けた草地にいます。

羽は薄いですが、甲虫の仲間です。

この写真は♀の個体、♂は触角の真ん中に四角い箱のような部分があり、全体的に細いです。

毒があるので触らないでください。

 

 

ヒメアカタテハ

ヒメアカタテハ2019年9月28日

秋に見られるタテハチョウの仲間。

本州中部以南で羽化し、海を渡って北海道にやって来て、繁殖はせずに息絶えるという不思議な生活サイクルを持っています。

ウィキペディアによれば、世界で最も広く分布している蝶とのこと。

花のある開けた草地で比較的よく見られます。

 

 

【バードウォッチャーのための樹木勉強会】

2019年10月5日(土曜日) 13時30分開始、15時30分頃まで

参加費600円(お菓子、飲み物つき)

悪天候でなければ野外での観察15分ほども予定しています。

野鳥を切り口に、旭山記念公園にある樹木のお話をします。

参加お申し込み受け付け中です。

よろしくお願いします。

 

 

 

次回は10月5日土曜日に上げる予定です。

 

旭山でのバードウォッチング、皆様が多く見られることを願っております。

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