自然情報 – 旭山記念公園 旭山記念公園野鳥情報2019年3月2日(土曜日)

毎週お送りしている旭山記念公園野鳥情報です。

2019年3月2日土曜日、ここ1週間の旭山記念公園と札幌市旭山都市環境林の野鳥の動きをまとめました。

この野鳥情報は、旭山で野鳥観察をしておられる方からご提供を受けたものも含まれています。

 

 

■今週のシマエナガ

◎エナガ(亜種シマエナガ)

今週に入って群れで見られることが少なくなり、森の家裏手=西側にあるイタヤカエデの木にもあまり樹液を飲みに来なくなりました。

群れから離れてつがいでの行動が増えたようで、見るのは1羽か2羽、たいてい2羽です。

群れで行動しなくなったので逆に、場所によってはシマエナガに出会う確率が高くなっているともいえるのですが、低い位置でじっくり撮るという機会は少なくなってきました。

また、他のカラ類と一緒に「混群」として見ることもよくあります。

見られる場所も以前より分散傾向にあり、例えば昨日3月1日金曜日は、2羽が朝7時15分頃に第1駐車場を東から西に横断したり、本日3月2日は8時30分頃森の家の前に2羽が現れたり、といった具合。

また、15時以降の観察情報が増えていますが、日暮れが遅くなってきているからでしょう。

森の家でもシマエナガ情報を発信しています、お気軽にお立ち寄りください。

 

 

■今週のトピックス

◎カケス(亜種ミヤマカケス)

2月28日木曜日、園内でカケス(亜種ミヤマカケス)の声を一瞬だけ聞きました。

2018-2019、この冬旭山での初記録ということになります。

ほんとうにその一瞬一回だけでしたが、カケスは旭山の近くの山に夏でもいるので、たまたまちょっと遠くまで飛んで来たことが考えられます。

今後も現れるかどうかは分かりません。

 

◎アカゲラ

昨日2019年3月1日、アカゲラ最低4羽を同じ場所で同時に確認しました。

目視できる場所に雄が2羽、少し離れたところで「キャッキャッキャッキャッ」と力が抜けた笑い声ような声で鳴く2羽がいました(飛んだ後にその2羽はオオアカゲラではなくアカゲラと目視確認しました)。

アカゲラのこの「キャッキャッキャッキャッ」という声は繁殖期に入る前の今頃の時期だけに聞かれるもので、雄が雌を追いかけたり、雄どうしで追いかけたりする時に発するものです。

3月1日の状況は、声を出していた2羽は雄と雌と考えられ、その場に雄3羽雌1羽がいたことが推察されます。

アカゲラのこの「キャッキャッキャッキャッ」という声は今月いっぱいくらいは聞くことができ、今日も2羽で追いかけっこしている姿が観察されました。

また、園内ではアカゲラのドラミング(木をつつく音)が聞かれることが多くなりました。

これも繁殖行動に関わるもので、餌をとるためのものではないですが、生木より音の響きがいいので、この場合は枯れ木や枯れた枝をつつくことが多いです。

 

◎ヤマゲラ

今週もヤマゲラが多く観察されました。

「ピョッピョッピョッ」という大きな声が園内からも聞こえてくることが多くなりました。

3月1日はカラマツ林で木の下の方で採餌する雄の個体が見られた他、雄と雌が近くにいて同時に2羽見られたという情報もありました。

ヤマゲラの地鳴きは体に似合わずか細い声で「ヒョーッ」という感じですが、アカゲラとは違ってあまり地鳴きをしないので、不意に出会うことが多いです。

観察の際には、ちょっとした木や笹の葉の音に気をつけると気がつきやすいです。

例年3月4月はヤマゲラが多く観察されます。

 

 

■その他野鳥情報

◎ヒレンジャク

今週は20羽ほどの観察情報が何度かありましたが、いずれも一瞬で、園内にとどまることはなかったとのことでした。

 

◎ウソ

今週も、時々声が聞かれるものの、近くでの観察情報はありませんでした。

2月28日木曜日はミュンヘンの森近くに来ていましたが、姿は見られませんでした。

 

◎マヒワ

今週も、毎日1度か2度は声を聞きますが、近くではなかなか観察できません。

マヒワがシラカンバの種子を食べた殻(かす)が地面に広がっていることがあります。

 

◎カワラヒワ

今週は情報がありませんでした。

 

◎シメ

園内で見られますが、数は1羽か2羽です。

 

◎クマゲラ

今週も園内での観察情報はありましたが、風の丘近くのカラマツにはやはり来ていないようです。

 

◎オオアカゲラ

今週は雄の個体と雌の個体両方見られました。

風の丘から双子沢川にかけての辺りか、第1駐車場と遊具広場の間の森でよく見られます。

写真は2月27日に森の家の近くで撮影した雌の個体です。

オオアカゲラは今月はまだ見られます。

オオアカゲラ雌2019年3月2日

 

 

◎ツグミ

今週は、展望台南側松林の地面の雪が解けている場所に1羽が降りてさかんに餌を探していました。

そこにとどまっていることもあるほどですが、2羽以上を同時に見たことはありません。

これからの時期、雪が早く解けて土が見える場所に、ツグミに限らず野鳥が降りて餌を探すことが多くなります。

ツグミ自体は園内で数羽という感じですが、見られる機会は多いです。

写真は展望台松林の下に来たツグミです。

 

◎キバシリ

今週も森の家から風の丘の間にあるカラマツと廃屋からつり橋付近で観察され、囀りも比較的よく聞かれます。

 

◎コゲラ

園内でよく見られています。

 

◎ノスリ

今週も観察情報がありませんでした。

 

◎オオタカ、ハイタカ

オオタカ、園内でカラス数羽に追われている姿を見たり、つり橋近くで見たりと、今週は複数の観察情報がありました。

ハイタカは情報がありませんでした。

 

◎ハクセキレイ

展望台周辺から隣地にかけての辺りで時々見られます。

 

◎シジュウカラ、ハシブトガラ、ヤマガラ、ヒガラ、ゴジュウカラ

シジュウカラの囀りを聞くことが増えてきました。

ヒガラは囀りがよく聞かれます。

ゴジュウカラは一頃より囀りを聞くことが少なくなってきました。

最後の写真はシジュウカラ雄です。

 

 

◎コガラ?

今週も確認はできませんでした。

 

◎ヒヨドリ、ハシブトガラス、ハシボソガラス

よく見られます。

 

 

シジュウカラ雄2019年3月2日

 

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◇旭山野鳥観察会 2019年3月9日(土曜日) 8時より 100円(保険代として)

毎月定例野鳥観察会、今月もあります。

参加ご希望の方は、森の家まで電話かメール(お問い合わせフォーム)にてお申し込みください。

双眼鏡無料貸出します。

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次回は3月9日土曜日、野鳥観察会のようすを交えて上げる予定です。

 

 

旭山でのバードウォッチング、皆様が多く見られるよう願っております。

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