自然情報 – 旭山記念公園 旭山記念公園野鳥情報2019年1月12日(土曜日)

毎週お送りしている旭山記念公園野鳥情報です。

2019年1月12日、土曜日、ここ1週間の旭山記念公園と札幌市旭山都市環境林の野鳥の動きをまとめました。

この野鳥情報は、旭山で野鳥観察を続けておられる方からご提供を受けたものも含まれています。

 

 

■今週のシマエナガ

◎エナガ(亜種シマエナガ)

今週は1月6日(日曜日)と8日(火曜日)に長い時間観察することができました。

●1月6日は、11時過ぎに藻岩山登山道入口付近から声が聞こえ、15分頃森の家西の沢付近に移動、そのまま北へ流れ、森の家の横を通って45分頃に西側の旭山都市環境林内へ飛んで行って見えなくなりました。

その間目線より下の間近に降りることもあり、撮影には条件がよかったです。

●1月8日は、8時25分頃栗の木デッキ付近から声が聞こえ、南に流れて森の家に近づいた後、森の家北側(裏側)を西に進みました。

そのまま西の都市環境林方向に飛び去るかと思ったところ、180度向きを変えて再び森の家付近から展望台に向かう道沿いに北東へ移動し、記念樹の森から第1駐車場方向に進んで見えなくなりました。

その間1時間ほどじっくりと観察できましたが、最近では最も長い間観察できた日でした。

写真はその時、2019年1月8日、森の家裏のカラマツで撮影したものです。

シマエナガ2019年1月12日

●1月9日以降は今日まで、森の家の近くで長い間観察や撮影できたという情報はありません。

ここ3日は天気が悪くて気温が低いため、エナガの動きも活発ではなかったのかもしれません。

 

森の家でもシマエナガ情報を発信しています、お気軽にお立ち寄りください。

 

 

■今週のトピックス

◎亜種ハチジョウツグミ

2019年1月9日水曜日、公園内で亜種ハチジョウツグミが観察されました。

その日は前日までよりツグミ全体の数が増えていて、10羽程度が噴水広場付近で見られていましたが、アズキナシの実を食べに来て撮影した個体のうち1羽の写真を見たところ、亜種ハチジョウツグミの特徴を示していました。

写真がそれです。

亜種ハチジョウツグミ2019年1月12日

胸の斑紋がオレンジ色がかっているのが分かりますが、頭頂部は図鑑で見る亜種ハチジョウツグミほど灰色ではなく色が濃いもので、亜種の中でも変異があるとの説明には合致します。

参考までに、通常の亜種ツグミの写真も付しておきます。

ツグミ2019年1月12日

胸の斑紋の色が濃い黒褐色で、これとは違うことはおわかりいただけるかと思います。

ツグミはその日以降10羽前後が噴水広場付近でよく観察されていますが、亜種ハチジョウツグミがその中にいるかどうかは、10日以降は確認が取れていません。

探してみるといるかもしれません。

亜種ハチジョウツグミはここ4年ほど1月に数日間現れており、今年も来たということになりますが、だいたい1羽です。

観察には、噴水広場から学びの森にかけての辺りにあるアズキナシの実に来たところが狙い目です。

 

 

◎クマゲラ

本日「旭山野鳥観察会」を8時から行いましたが(後詳報)、クマゲラ雌が観察されました。

風の丘西側の沢に来たもので、目線より低い位置で採餌しているところを、40mほど離れた場所からスコープや双眼鏡でじっくりと観察できました。

この辺りには雌の個体がこの1週間よく来ていますが、見える場所だったり沢の奥の方から声が聞こえるだけだったりで、今日は観察できて運がよかったです。

同一個体と仮定して、この雌の個体はこの辺りで餌を取ることに固執しているようで、明日以降も来る可能性はあります。

この冬は、昨年、一昨年よりも公園内でクマゲラが見られる機会が多くなっています。

 

◎キクイタダキ

また、クマゲラを観察している時にアカエゾマツの木にキクイタダキ2羽が飛んで来て、じっくりと観察することができました。

キクイタダキは引き続きよく見られていて、松を巡って1時間歩くとほぼ必ず見られる、特に風の丘下の松によく来ています。

 

 

■本日の「旭山野鳥観察会」

出現種は以下の10種でした(順不同)。

ハシブトガラス、シメ、キクイタダキ、ゴジュウカラ、シジュウカラ、ハシブトガラ、

ツグミ、ヒヨドリ、コゲラ、クマゲラ

種数は少なかったですが、クマゲラとキクイタダキを同じ場所で同時に見られるという珍しい経験ができました。

シマエナガは観察会の時間中には出ませんでした。

 

 

 

■冬の鳥情報

◎シメ

噴水広場付近で数羽が時々見られます。

写真は1月10日に噴水広場付近で撮影した雄の個体のもので、あまり低い位置に降りてくることがないシメですが、この時は高さ5mほどのカエデの木に種子を食べに来ていました。

シメ雄2019年1月12日

 

◎ウソ

今週も園内での観察情報はありませんでした。

 

◎マヒワ

今週も園内での観察情報がありませんでした。

 

◎キバシリ

森の家から風の丘の間にあるカラマツで時々観察されていますが、1月10日には2羽同時にカラマツにいるところが観察されました。

 

◎ミソサザイ

今週は観察情報がありませんでした。

 

◎ヒレンジャク

1月6日に園内で10羽前後の群れを撮影した方がいらっしゃいました。

まだ辺りにいるようですが、観察頻度は少ないです。

 

◎モズ

この1週間も声を聞くこともなく、観察情報もありませんでした。

 

 

 

■留鳥情報

◎オオアカゲラ

雌の個体が引き続き時々観察されています。

写真は1月10日に撮影した、おそらく同一の雌の個体です。

オオアカゲラ雌2019年1月12日

オオアカゲラはシラカンバの木によく採餌に来ますが、木をつつく時も派手にドラミングすることはなく、カサカサッといった軽い音で樹皮をはがしているため、意外と気づきにくいです。

この時も10m以上の高い木にいました。

小さな音が聞こえたら探してみると、見つかるかもしれません。

 

◎アカゲラ

園内でよく見られています。

 

◎コゲラ

園内でよく見られています。

 

◎ヤマゲラ

時々大きな鳴き声が聞こえてきますが、今週は園内近いところでの観察情報はありませんでした。

 

◎オオタカ

1月10日朝9時半頃、オオタカ1羽が第1駐車場からつり橋の方向に向かって低く飛び、沢の上を通って北西に飛び去る姿が観察されました。

このところ時々観察されています。

ハイタカも、オオタカとどちらか分からなかったという観察情報がありました。

 

◎ハクセキレイ

展望台周辺から隣地にかけての辺りで時々見られます。

 

◎シジュウカラ、ハシブトガラ、ヤマガラ、ヒガラ、ゴジュウカラ、ヒヨドリ、ハシブトガラス、ハシボソガラス

よく見られます。

 

 

 

次回は1月19日土曜日に上げる予定です。

 

 

旭山でのバードウォッチング、皆様が多く見られるよう願っております。

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